こんにちは
生きづらさ解決コーチの冨永真佑(とみながまゆ)です。
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さて、今日は「感受性」のお話しです。
何度となくお伝えしていますが、2020年以降、あなたに実感があるかどうかは別にして、時代は物質の時代から「精神の時代」に入っています。
これからは「心の時代」ですから、「心」を大事にできる人が豊かな人生を歩んでいけます。
今、目の前のあれこれに疲れている人はあきらめないで、最後までお読み下さいね。
目次
感受性豊かになる!感受性ってなんだろう?長生きするほどお金よりも大切な「心」の問題
アメリカやイギリスなど、欧米諸国では、学校の授業科目に「演劇教育」というものがあります。
日本は「道徳」ですし、ライブエンターテイメントに馴染みの薄い日本人には「演劇」というだけでアレルギーがでたり、ピンと来ない方も多いかも知れません。
ですが、欧米ではコミュニケーション能力やチームワークを上げたり、他人の感情について学ぶことでビジネスマンが営業力に活かしたりと、様々な用途に用いられているんです。
「心」が豊かであり、人の心に敏感でいられるということはとても素晴らしいことなのですが、学校教育で心の勉強をしない日本人には、自分のことばかりに一生懸命で、相手に対する思いやりの心が無い人も残念ながらいますよね?
さて、今日のテーマである感受性とは、何でしょう?
感受性とは
外からの刺激や印象を深く感じ取れる能力のことです。
生きづらさを感じている人には、「感受性が強い人」が多いのでは?と私は思っています。
人間には持って生まれた魂があって、感受性の強い人は心の優しい人が多いと思うのです。
これは、実は凄いことなんです!
だって、人の気持ちがわからない人なんて世の中にはたくさんいるんですから。
感受性が強いって凄い能力なんですよね。
でも残念ながら、今の日本はこういう心の優しい方たちを活かせる社会構造にはまだなっていません。
ですが、寿命が延びて長い人生になればなるほど、お金と同じ、いえ、それ以上に心の問題って物凄く大事なことなんです。
環境に不快感を感じるあなたは人としてまともな感覚を持っている。自分に自信を持って欲しい
例えば、会社鬱で仕事を辞めざるを得なくなった方がいたとします。
鬱になるまで頑張ったということは、やはり真面目な方なんですよね?
私だったら、そこまでされる前にサッサと辞めると思います。
だって、会社って誰もが気持ちよく働けるような環境を提供するのが大前提だと思いますし、人をそこまで追い込むような上司って、頭おかしい!と思ってしまうからです。
それでも耐えて頑張った、という時点で十分凄いことです。
そう! ですのでこういう状態の時こそ、前回お話ししたように頑張った自分に「ありがとう」を言ってあげて下さい。
自分で自分の潜在意識をケアするってめちゃくちゃ大事です!
話しが逸れてしまいましたが、日本は理解や知識の無さから、精神的に弱い立場に立たされている人を「根性がない」とか「心が弱い」とか言って、集団行動についていけなくなった人にその原因を求めてきた時代が長かったです。
いじめやニートのこともそうですよね?
「なんで学校に来ないの?頑張ろう」とか「働かなくていいなんてそんなこと言っていられるのも今のうちだけだぞ!仕事って楽しいだけじゃやっていけないんだ!」みたいなことですね。
ですが現実はどうでしょう?
不登校時もニートも一向に減りませんし、既存の会社に勤めず、学生のうちから起業し始める人だって増えています。
なぜなら、今まで参加するのが当たり前!と思われていた学校や会社というコミュニティが実はめちゃくちゃ不健全な場所かも?
行きたくないと思う方が実は正解かも?
というのを心で察知できたのが、生きづらい方達かも知れないということです。
むしろ、あなたは正解! むしろまともな感覚を持っているんだと思って、自分を褒めてあげてくださいね。
感受性豊かになる!感受性の強さをプラスに活かして、人生に豊かさを感じよう!
人はいくつになっても心と脳を鍛えることができます。
綺麗な景色や美しいものに触れたり、ステキな音楽や、あなたにとって心安らぐ時間を過ごすことで、どんどんと心が豊かになり、穏やかな時間に幸せや満足を感じることができるようになります。
ただ、感受性とは「外からの刺激や印象を深く感じ取れる能力」ですから、ネガティブな方向に傾いてしまうと、それはせっかくの感受性を勿体ない方向に使ってしまっているんです。
心が敏感ということは、外的要因にも弱いので、環境の変化に耐えられなかったり、必要以上に内にこもってしまったりする傾向もあります。
私も20代、30代、心が病んでいた時には、意味もなく涙が出てきたりして、周囲の人をびっくりさせることも度々あったのですが、今思うと、幼少期化から抱えたストレスや自己肯定感の低さで、ネガティブなものや考えに反応するのが普通になっていたのだと思います。
私が俳優を目指していた頃、お芝居の稽古で、悲しいシーンや辛いシーンに必要以上に感情移入してしまって、涙が溢れて止まらなくて(舞台上で演者が泣いてはダメ)、困ったことがあります。
でも、そういう誰かの気持ちに同化できる心って本当はとても大切だと思うんですよね。
会社や日常ではあまり要求される部分では無いですから、使わないと心って鈍化していくんです。
ですが逆に人に親切にしたり、いつも笑顔を心がけていると、あなたの人間的な優しさや魅力に気が付いて、声をかけてくれる人は必ずいます。
生きづらい状態にまでなってしまっていると、心に余裕がなくて、いつもドキドキしていて、悪い人にばかり目が行ってしまいがちで、良い人がいても気が付かないことも多々あるんですよね。
心って本当に不思議なもので、意図的に意図的に自分がテンションの上がることや、好きなものに触れるようにして「心の栄養」を与えてあげれば、ちゃんと復活するようにできているんです。
そういう感情のことを何も知らずに人との関わりを避けてしまうと、いつまでもいつまでもそこでストップしたままになってしまうんですね。
人と人の関わりって自分を成長させてくるものなんです。
誰と付き合いたいかはあなたが決めればいいことなので、優しい人とだけ触れあっていけばいいのです。
どんな感情でもいいから、感情をだそう!映画を見たり、ライブに行ったり、できるだけ心が大きく動くように意識してみる
感情って、筋肉と同じです。
使わないと本当にどんどん鈍化していきます。
心が動くとスポーツした時と同じように、爽快な気分になりますし、なるべく大きく動かすことでだんだんと感じる幅も大きくなっていきます。
長年解決しないいじめの問題も、授業に演劇教育を導入してくれたら、ずいぶん解決するだろうといつも思っているのですが、「悪い感情を貯めない」って物凄く大事なんです。
だからこそ、「感動」したり、「思いっきり泣いたり」「思いっきり笑ったり」「怒ったり」 喜怒哀楽を最大限に使って心を動かしていくと、少しずつ少しずつ、固まっていた心が柔らかくなっていきます。
もしあなたが今、生きづらくて、毎日楽しくなくて、不安だったりしたら、そこに留まることなく、鍛えることで絶対に解決するんですよ!
だから、なるべく感情が動くことをやってください。
映画を見たり、ライブに行ったり、できるだけ心が大きく動くように意識してみるんです。
思考がネガティブになっていると、心も留まっているんです。
感受性の強い人は、ネガティブではなく、ポジティブな物事にその感覚を活かせた時、生まれてきて良かったなと思えるような感覚にきっと出会えます。
私も一生無理かもなんて、数年前までは思っていました。
一度心が固くなってしまうと、溶かすのにある程度の時間ってかかります。
ですが、感受性を刺激してあげて、心のままにやりたいことをやり、言いたいことを言って、自分をどんどん出していくと、あなたがもともと持っている感情がどんどん研ぎ澄まされて行き、自分で自分がどういう人間かが分かるようになってきます。
自分の軸が他人によってブレている状態を、感情を大きく出していくことで、元のあなたに戻す。
それが出来るようになってくると、生きづらさから抜け出せるようになりますよ。
感受性、研ぎ澄ましてくださいね。
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本日はここまでです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
まとめ
1.長い人生になればなるほど、お金以上に心の問題って物凄く大事なこと。だから小まめな心のケアはとても大事。
2.感受性とは外からの刺激や印象を深く感じ取れる能力のこと。活かし方が身に着けば、本当はとても凄い能力
3.感情は日々の鍛錬でどんどん研ぎ澄まされていく。感受性の強さをプラスに活かして、人生に豊かさを感じよう!
4.感情は使わないと鈍化する。どんな感情でもいいから、感情をだそう!できるだけ心が大きく動くように意識することで、あなたの心はだんだんと元に戻っていく。
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