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「道徳」よりも「演劇教育」日本に欠けているのは感情を育てる授業科目

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こんにちは

 

生きづらさ解決コーチの冨永真佑(とみながまゆ)です。

 

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日本は長年、暗記型教育を行なってきており、その歴史は100年以上変わっていません。

 

何度となく教育制度の見直しは行われて来ましたが、根本的な考え方は今でも同じです。

 

近年起きているいろんな問題は、子供たち一人一人の「心」を無視した統一型教育にあると私は思っています。

 

そんな中で、2018年前から、道徳が「特別の教科」になりましたが、日本人の根本的な考え方の改革は道徳では解決しないと思っています。

 

そんな中、前回の記事でも少し触れた「演劇教育」

 

これからは精神(心)の時代だからこそ、絶対に導入すべき科目です。

 

今日は、日本人には馴染みのない「演劇教育」についてのお話しです。

 

教育関係者の方もぜひお読みください。

「道徳」よりも「演劇教育」集団を大切にする日本は「道徳」。個人を大切にする西洋は「演劇教育」

道徳の授業は戦前には「修身」と呼ばれ、その後の1958(昭和33)年から現在の形に近い道徳として導入されました。

 

そして、近年増加の一途を辿る子供のいじめや自殺の問題も考慮し、特別の教科になったようです。

 

私は何度となく、海外には演劇教育という科目があって、日本でも導入すべきだということを述べて来たのですが、道徳的考え方が日本人の多様性を邪魔していると言っても過言では無いと思っています。

 

もちろん海外だっていじめがないわけではありません。

 

ですが、以前の記事でもご紹介したように海外は集団よりも個を大切にする文化が強いので、「お互いがお互いの意見を言い合う。そしていろんな価値観や考えの人がいるんだ」ということを学ぶ場が日本よりはしっかりとあります。

 

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その各人が持っている「パーソナルな部分」を磨くのに、演劇教育を学ぶことはとても有効であり、このような機会が増えるだけでも、ほんとにいろんなことが変わってくのは間違いありません。

 

ではなぜ演劇教育ではそれができて、道徳ではダメなのでしょうか?

「頭」では無く「心が」が理解すること。わかっているけど、やってしまうは道徳では解決できない

例えば、平成になって生まれた言葉に「ハラスメント」という言葉があります。

 

パワハラやセクハラに始まり、モラハラ、マタハラ、年齢差別としてエイジハラスメント=エイハラなんて言葉も生まれ、過去にドラマにもなりました。

 

【画像は公式サイトより引用】

 

なんでもかんでもハラスメントがついてしまい、それでは職場でうっかり話すこそすらできない。

 

実際に会社の人間関係が昭和に比べて薄くなってしまったのもこの「ハラスメント」の影響な気がします。

 

モラルの無い人を取り締まるという意味で上手く機能していればいいのですが、日々の生活の中であなたはその効果を感じますか?

 

例えば、これは厚生労働省が出している「いじめ・嫌がらせ」に関するデータです。   ご覧の通り、減少するどころか年々増加しています。   「いじめ・嫌がらせ」に関するデータ

 

道徳の力が本当ならば、なぜ減少しないのでしょうか?   この理由は実はとても簡単なんです。

わかってはいるけれどやってしまう。頭ではなくて、感情で感じなけば、人の行動は変わらない

何度もお伝えしている通り、人は「感情」で生きている生き物なのです。

 

「道徳」はそこが網羅されていません。

 

例えば、何かの犯罪を犯してしまう時、「自分が今からやろうとしている事は悪いことだ」と言う認識のもとで行われているはずなのです。

 

万引きでも、詐欺でも、飲酒運転でも。。。

 

誰でもよくないことだとわかってはいてもやってしまう。

 

頭ではわかっているけれどやってしまう…これが人間です。

 

 

そして、この「わかってますよね?頭では」という部分が道徳なので、それだと結局、「わかってはいるけれどやってしまう」の部分が解決しないのです。

 

会社でもハラスメントの講習を業務時間内に動画で見るように指示が出た事はありませんか?

 

動画でいろんなハラスメントの場面を見させられたり、PDFの解説を見させられたりして、最後に簡単なテストをする。

 

それでテスト終了!みたいな研修を行っている企業は非常に多いです。

 

ですが、これは共通認識を作ることができても、そもそもハラスメントなんてよくないと言う事は誰だってわかっているんです。

 

そんなことわざわざ 言われなくても頭ではわかっていますよね?

 

でも、実際にはあちこちでいろんなハラスメントが起きています。

 

上司が部下を必要以上に叱りつけたり、女性を性的にからかうような男性がいたり、育児休暇を取ろうとすると嫌味なことを言う上司がいたり、そういうのって一向に減りませんよね?

 

ハラスメント

 

何故かと言うと、「相手の立場に立ってものを考える。相手の気持ちを思いやる。」

 

そういう観点に立った思考になっていないからなんです。

 

こういう人は、常に自分の立場でものを考え、相手にいろんな要求を出しているので、相手がどんな気持ちでいるのかまでは全く想像にも及んでいません。

 

これでは意味がないんです。

 

感情で理解する。

 

頭で理解する何倍も、感情の方が早いのです。

「道徳」よりも「演劇教育」演劇教育をやるとどうなるの?

では、演劇教育をやるとどうなるのでしょう?

 

まず、「人間の心の中にはいろんな喜怒哀楽という感情があるんだな」ということを自分で体感することができます。

 

演劇教育にはシアターゲームと呼ばれる頭や感情を多角的に使う、工夫がされた様々なゲームがあります。

 

一見遊んでいるようにしか見えないのですが、実は脳や感情をいろんな形で使い、刺激をさせるので、日常の生活ではなかなか使わない部分をいつのまにか使っているんです。

 

以前実際にやった動画がありますので、ご参考までに。

 

難易度もいろいろありますので、難しいものになるとかなり体力も頭も使わないといけません。

 

個人で行うものもあれば、隣の人と行うものありますし、グループになって行うものなど、たくさんの種類があります。   ゲームですのでやっていて楽しくなりますし、テンションが上がってきます。

 

そうすると、今まで仕事上では見なかったその人の表情であったり、意外な行動であったり、人間的な部分を知ることができるので、親近感も沸いてきます。

 

学校や会社で起きる様々な問題はその要因のほとんどが、相手を知らない事から始まっているのです。

 

会社の人たちと飲みに行ったり社員旅行に行ったり親睦会のようなことをやる会社も、今では少なくなってしまいました。

 

普段はあくまでも同じフロアにいる同僚というだけで、その人の性格であったり、今までの人生経験であったりはあまり知らないはずです。

 

人をよく見るということが、その人のもう一方踏み込んだところを知る機会になり、あなたにとっても相手にとっても、メリットが生まれるのです。

 

いつも見ているその人は、実はその人の3分の1程度かもしれないのに、その3分の1部分だけを見て、「あの人はああだとか、この人はこうだとか」   自分の感覚で勝手にジャッジを出しているんですね。

 

それでは相性の合う人同士であればいいですが、合わない人同士になると不穏な空気が流れるのは当たり前のことで、そういったことを解消していくためにも、感情のことを学んだりジェスチャーや表情と織り交ぜていく中でもっともっと表現力を磨いていくことが必要になっていくのです。

「道徳」よりも「演劇教育」頭で考えることより感情で感じることの方が何倍も大事

日本人が近年なぜこんなに自己肯定感が低いのか?

 

その理由はとても簡単です。

 

なんでも頭で考えてしまう。

 

ただそれだけ。それが原因です。

 

特に生きづらさを感じてしまっている方は、そうならざるを得なかった環境があり、その時のことが頭から離れず、「ここから先の人生もずっとその時と同じような経験をさせられるのではないか?」ということが恐怖になってしまっているのです。

 

実際にはそんな事は無いのですが、トラウマを抱えてしまうと。「あーでもない、こーでもない」と頭で考えてしまいます。

 

何度となく伝えしていますが、人間の脳というのはネガティブな方に行きたくなる。

 

もともとそんな性質を持っているんですね。

 

だからこそ頭で考えるのではなくて、体を使って、そして感情を感じて、自分の枠を飛び越えるという作業が必要になるんです。

 

会社の仕事でも1日中デスクに座って同じ作業の繰り返しをしていれば、誰だって必要以上に感情を使う機会がありません。

 

1日の半分近くを過ごす仕事の場で、そういう状態ではあなたの魂は十分に使いきれていないのです。

 

魂を磨くためには、前回の記事でお話しした感受性を磨くことなので、目や耳から入ってくる視覚や聴覚からの情報をもっともっと研ぎすませていく必要があるんです。

 

頭でっかちでは、「分かっているけど心が動かない」という状況を作ってしまうので、そうではなくて「あー、本当だね、そうだね」と納得するには、心と体を使うのが一番なんです。

 

演劇教育の必要性については、こちらにも参考になる記事があります。

 

【参考資料】

海外で実践される「演劇教育」の効果

 

私、別に、俳優になりたいわけじゃないんだけど…と思われている方も全くそういうことではありません。

 

昨今、会社でも知識型の座学研修よりも、ちょっと変わった、体動かすような研修が導入され始めていますが、これはやはり、「頭だけでは感じられないことを感じる必要性」が注目されてきた証拠です。

 

演劇教育を使った研修も全くこれと同じで、リフレッシュもできますし、やってみると本当に楽しいものなんです。

 

これが日本中の学校で導入されるようになったら、子供たちもきっと、もっともっと本当は言いたいことや思っていることを遠慮なく口にする機会が増えるでしょう。

 

演劇教育

 

それだけでも大きな相乗効果になるはずです。

 

日本人は、奥ゆかしくてはにかみ屋さんが多いと言うのは一昔前の話。

 

今はもうグローバル社会を通り過ぎて、世界が1つになっていく時代に向かっています。

 

白人であろうと黒人であろうと黄色人種であろうと、人間という1つの生物として、感情のある生き物として、一人一人が幸福を感じるために心を磨いていくべき時に来ているんです。

生きづらさから抜けたい人にこそ、演劇教育を使ったワークショップがおすすめ!

もしあなたが生きづらさからそろそろ抜けたいと思ったら、ぜひあなたの地域にあるワークショップに通ってみてください。

 

日本では俳優というとどうしてもテレビに出るような有名人ばかりを指しますが、実際はそうではありません。

 

演劇教育は学校関係者の方も非常に興味を持っている分野で、教育者でも演劇関係の勉強している方がたくさんいらっしゃいます。

 

検索をすると必ずあなたの地域にも演劇教育を体験できるワークショップがあります。

 

料金もちょっとした習い事程度でとてもリーズナブルなところから始められますので、頭ではなく心を動かす、感情を動かすことができれば、感情があなたのもやもやを吹き飛ばすきっかけになるでしょう。

 

すべての日本人に今必要なこと。

 

それは自分の感情を磨くことです。

 

演劇教育はそれを可能にしてくれます!

 

「頭」ではなく、「カラダ」で感じてみて下さい!

 

きっと今までにない発見があります。

 

じぶクリではあなたのお悩みに合せたパーソナルコーチングをご提供しています。

 

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本日はここまでです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

まとめ

1.日本人の根本的な考え方の改革は道徳では解決しない。演劇教育の導入が大きなカギになる

2.肝心なのは「頭」では無く、「心が」が理解すること。わかっているけど、感情がやってしまうは道徳では解決できない。

3.「頭だけでは感じられないことを感じる必要性」が注目されてる。研修や授業に使える演劇教育はやらないと勿体ない。

4.生きづらさから抜けたい人は、演劇教育を使ったワークショップに参加してみよう!今までにない発見がありますよ!

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