心をはぐくむ演劇教育じぶんクリエーションアカデミー

観劇は情操教育につながる。子供才能を伸ばす演劇の体感効果とは?

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心をはぐくむ演劇教育 じぶんクリエーションアカデミー

冨永真佑(とみながまゆ)です。

 

あなたのお子さんは今おいくつですか?

 

小学生の子供を持つ親御さんに多い悩みのベスト5は

 

1 友達関係での悩み
2 勉強での悩み
3 子供の心についての悩み
4 パソコン・スマホ・携帯についての悩み
5 成長する子供の悩み

 

だそうです。

 

前回の記事でご紹介したこどもまなびラボさん。

読むだけで思考が前向きに!演劇・教育分野でとってもためになるオウンドメディアをご紹介

 

「芸術にふれる」というカテゴリを作っていらっしゃり、その中に『演劇』の項目があります。

 

そこにこんな記事を見つけました。

 

観劇に出かける親子は驚異的に少ない。メリットだらけの演劇鑑賞、しないなんてもったいない!

 

見出しの冒頭で日本での親子観劇の少なさを知らせて下さっています。

 

子供のころから観劇を体験しなければ、大人になっても習慣化しないですよね?

 

「観劇」はそのまま情操教育に繋がることを、こちらの記事では説明してくださっています。

 

今日は、日本では今一つマイナーな「演劇から得られるメリット」を、教育的観点からお伝えしたいと思います。

 

「観劇」で人生が大きく変わった人はたーくさん!演劇はそれくらい魅力があるのです

私自身も20歳で上京するまで「舞台」とか「演劇」なんて言葉を聞いたこともありませんでした。

 

田舎にはそもそも劇場なんてありませんでしたし、市の文化センターでたまに何かやっているくらい。

 

当時は興味も無かったので、見に行こうという気持ちすら起こらず…

 

けれど、上京し初めて見た舞台(なんだったか?タイトルや内容は忘れてしまったのですが、衝撃的だったのだけは覚えています。ちょっと説得力ないかな?><)の凄さに圧倒され、それからあっちこっち観劇巡りをするようになりました。

 

もっと早く演劇の存在を知っておきたかった。

 

すごーい!とテーマパークで新型のジェットコースターを制覇するかのごとく、劇場に通ったものです。

 

 

東京には客席数50程度の小劇場と呼ばれる劇場から、400席の中劇場、700席以上の大劇場まで約100の劇場があります。

 

劇場ごとに独特の雰囲気や、上演するお芝居の傾向もあり、それがまたテーマパークのような気分で楽しむことが出来ます。

 

もうずいぶん足を運んでいませんが、当時の私のお気に入りは銀座にある博品館劇場でした。

 

明治32年オープン、381席ある中劇場です。

 

ビル全体がトイパークになっていて、各フロアにいろんなおもちゃがあり、観劇の前や後におもちゃの流し見も楽しんだりしていました。

 

 

一生忘れないと思うのが、当時はまだ無名だった日本を代表する演出家 宮本亜門さんを全国ネットに押し上げたアイガットマーマン

 

 

アイガットマーマンについてはこちら

 

もう感激の連続で、2時間の間、胸がキュンキュンしっぱなしだったのを30年以上たった今でも覚えています。

 

私がこうして「演劇教育」で起業したのも、演劇との出会いがすべて。

 

上京した時は、ただテレビや映画に出たいと思っていた程度でした。

 

 

今ではあまりTVには出られなくなってしまいましたが、役所広司さんという俳優さんは、仲代達矢さん主宰の無名塾を見て安定した公務員の生活を捨て、俳優を目指されました。

 

現在、木曜日フジテレビ系で放送中の「黄昏流星群」に主演されている佐々木蔵之介さんは、学生演劇を経て、神戸大学卒業後、大手広告代理店に就職されましたが、演劇への想いを捨てられず退職し、上京されました。

 

そんな風にお芝居に魅入られプロを志した方は星の数ほどいらっしゃいます。

 

それくらい、魅力のあるものだからこそ、私も今、観劇の重要性をお伝えしたくて、このブログを書いています。

 

好奇心からの学びは蓄積され、暗記するだけの勉強は使わなければ忘れる

そもそものお話なのですが、あなたは「学び」と「勉強」の違い、おわかりになりますか?

 

今までの学校教育では、ほぼ丸暗記することで良い点を取れば優秀。

 

それが一般的な考え方でしたよね?

 

繰り返し繰り返し反復することによって脳に記憶させ、覚えているかいないかが点数の明暗を分ける。

 

それ以上をやりたい人は塾に行き、難易度の高い問題を解けるようになれれば有名大学に行ける。

 

けれど、「高学歴」なのに、基本的な漢字が書けないとか、言葉を知らない大学生って、TVでちょくちょく見かけませんか?

 

あれはやっぱりちょっと恥ずかしい。日本の未来、考えちゃいます><

 

私も勉強はできない方ではありませんでしたが、就職して、仕事で使わないことは当たり前ですがどんどん忘れてしまいます。

 

極端な話し、読み書きと計算が出来れば、難しいことってそんなに必要ないんですよね、よほどの専門職に就かない限り。

 

今はそれもググッちゃえばいいので、覚える必要すらなくなってしまいました。

 

 

日本の教育は「最終学歴〇〇学校卒業」の肩書を手に入れるため、少しでも条件の良い就職を勝ち取るため、そのゴールに向けて20年近い教育を受けるという考え方が一般的でした。

 

これは「学び」ではなく、「勉強」だと思うのです。

 

「学ぶ」って知識だけでは無くて、学んだ後に「心の満足度」も一緒についてくるものだと思うのです。

 

海外の教育はまさにそれです!

 

「生きる力」に必要なものを学ぶことに多くの焦点を当てています。

 

そのため、芸術にふれることや、スポーツや、「からだもしくは心で感じること」に多くの時間とお金を掛けます。

 

アメリカでは映画を見る感覚で月に2回くらいは劇場に行くのが一般的だそうです。

 

アメリカの商業演劇の代名詞と言えばブロードウェイ

 

 

ドイツでは毎日60本以上もの上演がされているというのを最近知り、本当にびっくりしました。

 

【参考記事】

毎日60本以上!?ドイツの演劇事情

 

このように、国自体が演劇を「文化」として受け入れています。

 

日本教育に足りなかったものは「体感」観劇の疑似体験は子どもの未来に大きな好影響をもたらす

日本ではまだマイナーですが「アクティブラーニング」や「即興演劇」は教育関係者のワークショップでもたびたび活用されています。

 

前回の記事でご紹介したように高校生向けのオウンドメディア「マナビラボ」さんにたくさんの活動記事が上がっていますね。

 

 

日本の学校の勉強の多くが今までなぜ意味をなさなかったかと言うと、「体感」を重要視してこなかったからです。

 

 

国語がその一番の代表格。

 

 

演劇では「行間を読む」と言いますが、小説でも詩でもただの説明文でも、教科書に書かれた目に見える文字の羅列よりも、見えない文章の間と間に作者が言いたいこと(想い)が隠れているのです。

 

作家さんが作品を作る時には、世の中の問題提起であったり、自身の体験から感じたことであったり、同じことをあなたも感じませんか?という投げかけであったりします。

 

けれど、読み手がそれを感じ取れるだけの読解力が無いと、伝わるものも伝わっていないので、「なんだか難しい。よくわからない。」で終わってしまう。

 

 

文章と言う「平面」を立体的に掘り起こし、それを「演技」という形で表現したのが「演劇」です。

 

俳優が鍛錬を重ね、作者が渡した作品というバトンを受け取り、観劇者に何かを感じてもらうというゴールを目指して稽古と言うランニングをしています。

 

 

私は演劇のことを「感情のジェットコースターに乗る」といつも言っていますが、こういったことは頭で理解することでは無く、体感するものなので、理屈で理解はできないのです。

 

いじめっ子がいじめられっ子の気持ちが理解できないのは、「いじめられる辛さ」を体感していないから。

 

病気で辛い思いをしたことの無い人が、その苦しみを理解してあげることも難しい。

 

生きていく上での様々な問題を「観劇する」ことで疑似体験し、体感することでイメージを膨らまし、知識を増やす。

 

幼い頃からこういった体験を親子でたくさん経験することは、お子さんの未来に大きな影響を与えるのです。

 

観劇のススメ!日本ミュージカルの代名詞、劇団四季の子どもミュージカルに素敵な気配り。

「劇団四季」という団体を知らない人はほぼいらっしゃらないのでは無いでしょうか?

 

見たことは無いけど、名前くらいは!と言う方が大半だと思います。

 

ミュージカルの上演が多いので、興味ないという方もいらっしゃるかも知れませんが、お芝居だけではなく、歌やダンスが入り、華やかな衣装や照明、音響が加われば、それはもう立派な芸術。

 

 

子どものころにこういった良質の舞台を1つでも多く見ることは、お子さんの思考力に多大な影響を与えます。

 

そんな中、こんな記事を見つけました。

 

【参考記事】

劇団四季は子どもが泣いても大丈夫!ママが安心して楽しめる秘密とは?【ハロー!裏方さん~子どもの笑顔をつくる達人たち~ Vol.7】

 

この記事にあるように、年齢制限を設けず、子供専用の観劇室があったり、ロビーにもモニターがあったり、お母さんへの細かい配慮が行き届きつつ、親子観劇が楽しめるようになっています。

 

日本の劇場は東京に一極集中で地方はほとんど無いことも観劇に馴染みが出来ない原因ですが、それだけではなく、こういった観劇しやすい環境を運営側がもっと工夫、努力すると、全然違ってくるのかも知れません。

 

観劇から得られるメリットはこれからの日本教育に必要なものばかりであることを知って欲しい

観劇から得られるメリットはこどもまなびラボさんが書いていらっしゃる通り、

・コミュニケーション力

・表現力

・集中力

・想像力

を高めることが可能ということです。

 

2020年教育改革には、「発見学習」「問題解決学習」「体験学習」など

 

教員による一方通行の授業から、参加する授業・学習へ!

 

という打ち出しの元、教科・科目の構成や目標・内容が新しくなるそうです。

 

今までの教育の延長線上のイメージでいると、途中変更を強いられる子どもたち、先生たちは戸惑いそうですね?

 

でも、これらって、演劇に慣れている人にはクリアできそうなことばかり。

 

アクティブラーニングって「演劇教育」が元になっていますからね。

 

演技に興味がない、自分がやるのはちょっと…

 

という子は「観劇」だけでも同じような体験ができるのです。

 

演技をすれば、感情を動かしていくことが必須となりますが、観劇も同じように感情を俳優によって動かせられます。

 

演劇はただの娯楽ではなく、「文化・教養」の世界であることが伝わるでしょうか。

 

 

今、自分がどうしたいのかわない。

自分の人生はこのままで良いのだろうか?

 

と迷う大人がとても多いのは、幼い頃から自分の感情と向き合うという体験、訓練をせず、親が良いと言ったもの、先生がこれだと勧めたものが正しいと思って、自分の感情、感覚を優先させない教育を受け入れてきた人が大半だからだと私は思っています。

 

幸せとはいつも心が満たされていること。

 

その幸せをじわじわと感じることが「観劇」で可能なのです。

 

職業とか、生まれた環境とか、抱えている問題はちょっと違うけれど、でも、言いたいこと、気持ちはなんかわかる!

 

そういった、人間としての当たり前の喜怒哀楽をたくさん知っていくと、環境や人に左右されない自分らしさを作ることができるようになり、自分の人生は自分で作るという感覚を養うことが可能となるのです。

 

観劇は本当におススメなので、親子で楽しい想い出を増やしてみてくださいね。

 

 

 

じぶクリは来年度の開校を前に体験ワークショップを行います。

 

 

年内、入会金0円キャンペーン中です。

ワークショップのご参加をお待ちしております!

 

 

本日はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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