こんにちは
生きづらさ解決コーチの冨永真佑(とみながまゆ)です。
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いじめはいつの時代でもなかなかなくなっていません。
インターネットが普及してからもスマホを使ってみないところでのいじめが増えたり、いじめている現場を動画で撮影するなどもニュースになりました。
時代が変わってもいじめの問題は解決されません。
いじめを受けた側はトラウマが根深く残ってしまい後遺症に悩まされる人もいます。
あなたはトラウマになるような心の傷を持っていますか?
学校でいじめにあったことのある人や、もともと団体行動が苦手で人付き合いに苦手意識を持っている人、職場で必要以上の叱責を受けたり、嫌がらせをされたことがある方もいらっしゃるかも知れません。
こういう経験を持つと、それがトラウマになってさらに人づきあいがおっくうになったり、怖くなったりしますよね?
どうしたら克服できるのか?そう思いながらもつい周りに振り回されて疲れてしまっている人も少なく無いでしょう。
今日は人間関係のトラウマに対する攻略法のお話です。
目次
いじめや嫌がらせってなぜ無くならないの?
いじめという言葉は1980年代後半から認識されるようになったようです。
学校での問題で表面化したわけですが、子供に限らず職場だって親子関係だって夫婦関係だって、いじめはあります。
学校に関していうと、私の子供の頃(1970年代)にも、からかったりいじめに近いことはもちろんありましたが、今ほど陰湿では無かったです。
一番の原因は大人同様、子供の世界もコミュニケーションが減っていることです。
つまり、相手のことを良く知らないのに、自分の感覚だけで気に入らないとか、ムカつくとか軽い気持ちで相手を品定めしているのです。
ゲームやインターネットに向かう時間が長くなり、人と話すことが極端に減って、人の感情に鈍感になっている人が増えているのでは?とも思います。
ただ、実際に人をいじめるという行為は誰でもできるものでは無いのでは?と思うので、本人の魂レベルがもともとそういう行為に対して違和感を感じないのかな?と思ったりもします。
例えば、人を叩いたりすると、自分の手も痛みが走りますし、力の出し具合でどれくらい強く相手を叩いたかある程度分かるはずですが、言葉の暴力や、嫌がらせというのは、直接自分に痛みを感じないので、度が過ぎていってしまうのではと思うのです。
いじめが解決しないのは、心と脳の仕組みについて一般認識が浅いから。あなたに原因があったわけではない
人間は、その時の感情によって脳内に複数の物質が分泌されるという話を以前の記事でしたことがあるのですが、要は人をいじめるということに快感や快楽を覚え始めると、ドーパミンのような物質がどんどんどんどん溢れ出てくるということですね。
もちろんそんなことは目には見えませんし、いじめている本人もいじめにあった側にも分かりません。
知識がなければわからないことです。
なので、必要以上に陰湿ないじめをしたり、エスカレートしていく人というのは、まず脳内が正常な状態になれていないんだということです。
ですので、可能であれば逃げましょう!
そんな人と関わり合う必要はありません。
人をいじめて楽しいなんて感覚は、はっきり言って異常です。
さらに、脳の仕組みについて科学的な知識として一般的認知あれば、完全にいじめてる子が悪いと言い切れるのですが、残念ながら日本はそういう見方をしないので、いじめた証拠がどうとか、下手に騒ぐとどうとか、守りに入ることしか考えられないんですね。
なので、いつまでたっても解決しないわけです。
その前にやられた方の心が壊れてしまう。
日本の事なかれ主義は、もうそろそろいい加減やめないと不幸な人が増え続ける一方です。
自殺者が減らない、世界的に見ても多いということがそれを物語っていると思います。
なので「あなたが悪いわけではありませんよ」ということを自分に言い聞かせてみてください。
不登校児を抱えているお母さんは「大丈夫だよ。大好きだよ。」と言って、学校に行けないことを決して責めないであげてください。
精神面における、日本の教育環境は決して良いものではありません。
無理に行こうとして心が壊れてしまうと、その子のその後の人生まで狂ってしまうので、違う方法を考えればいい、ただそれだけなんです。
いつまでも無くならないいじめですが、海外ではどうでしょう?
いじめのトラウマ。海外にだっていじめはある。なるほど!と思える各国のいじめ対策をご紹介
ここに海外のいじめ対策についてまとめて下さっている記事があります。
【参考記事】
海外のいじめ対策
この記事は各国のいじめに対する対策が書かれており、非常に興味深いです。
アメリカでは、場合によっては小学生でも犯罪歴がつくとまであります。
韓国では、学校内で解決がつかなければ、加害者の生徒の逮捕など、警察も介入してくるとも書かれています。
イギリスでは、防犯カメラの設置、親に罰金の罰則まで設けられています。
「防犯カメラなんてやりすぎだ!」という声が日本では上がりそうですが、10代の自殺が増えている以上、そんなことも言ってられないかもしれません。
命の尊さについて、日本人は教育を受ける場が無さすぎるのです。
いじめはそれくらい、「悪いことである」
これは世界認識といっていいのではないでしょうか?
いじめた側は人としてダメなの?興味深いカナダのいじめ対策対策をご紹介
では、いじめをした子は人としてダメなのでしょうか?
これに対して、記事にあるカナダの動画はとてもいいと思いましたので、シェアさせていただきますね。
人は感情で動く動物ですが、何千年という歴史の中で、感情の部分に対する対処方ってまだまだ不明な部分がたくさんあると思うのです。
誰だってイライラしますし、不安定な気持ちになったり、人に腹を立てたり、そんなのたくさんあります。
だからと言って、それを誰かのせいにしたり、誰かをいじめることによって鬱憤ばらしをしているのがいじめなのであれば、対処法が間違っているだけで、「じゃあどうすればいいの」というところを教育で教えられれば、いじめた子も成長できるわけです。
この動画で興味深かったのは、先生が最初、「いじめたことがある人?」と聞いた時は誰も手をあげなかったのに、「先生もいじめたことあるよ」と言った瞬間、手をあげる子がいたことです。
「良くない」という認識があるからこそ、最初は手をあげなかったわけですが、先生が「先生だってあるよ」と言った瞬間に正直になろうという気持ちに変わったわけです。
いじめた子だって、本当は後ろめたさを持って苦しんでいたのかもしれません。
隠すのではなくて、自分の経験をオープンにすることで、いじめを考える機会をみんなで持つということを、先生が与えてくれたんですね。 注目したいのは、犯人探しをするのではなく、その人がどういう心理状況で何を思ったからこういうことが起きたのか?ということをやった側にもやられた側にも意見として求めていることです。
日本でよくあるお題目だけのルールを決めて、「守りましょう」ではなくて、じゃあどうしたらいいと思う?という個々の考えを皆で話し合っていることですね。
こうすることで、「多様性」が子供のころから生まれ始めます。
それを子供のうちにしっかりと学ぶことができれば、大人になってもまずは相手の気持ちを聞いて、もう一歩踏み込んだところで判断できる力を身につけることができるのですが、日本の教育が良くないのは「道徳」という教科で、お題目だけの綺麗事を並べて、穏便に済ませようとしてしまうことです。
「やっていいののか悪いのかと言ったら悪いのだとはわかってはいる。でもやってしまう」
ここは道徳では解決できません。だって悪いってわかってるわけですから。
感情の処理の仕方を教えてあげない限り、解決しないんです。
日本の教育に絶対的に欠けているのは、動画にもあるように、「人の権利」を子供時代にしっかりと教えないことです。
これが大人になっても負の連鎖を呼ぶのです。
人には権利があるのです。
幸せを感じる権利、喜びを感じる権利、自分らしく生きる権利…いろんな権利があるのです。
誰かが誰かのジャッジをする権利は無いんだよ! これをしっかりと教えることが日本教育の急務では無いでしょうか?
いじめられていた事に対して自分がどんな感情なのかを受け止める事
いじめられている人は、いじめられていることに対して、どんな感情を感じていますか?
怖い、悲しい、苦しい、辛い、怒り、虚しい。
など、あなたが感じる感情があるはずです。
その感情はどう言ったものでしょうか?
まずは、自分の感情がどんな感情なのかを理解する事で、いじめの恐怖がなんなのかを「知る」ことができます。
自分の感情を受け止めることから始めてみましょう。
いじめのトラウマを克服するには自分で自分に「愛」をたくさん注入すること
今までも説明してきたように、人間は思考と感情で出来ていますから、その思考と感情を自分で底上げすればいいだけなのです。
至って簡単でシンプルなのですが、まだまだ知られていません。
自分で自分に良い暗示をかける。
他人によって与えられてしまった潜在意識の中にたまっているあなたの良くない情報を、自分の力で良い情報に書き換えていく作業が必要になります。
人間には承認欲求というものがあるので、人から認められるとか認められないというのはとても気になる部分だというのは事実なんです。
私の場合はそれが母親でした。
いつまでもいつまでも母が認めてくれない、褒めてくれないので、私の自己肯定感は地の底這うぐらい低かったと思います。
病んでましたね、心が。
ですが今思うと、それはもう親からのいじめであり、洗脳なんですね。
なぜかと言うと、「毒親」という言葉が今では一般的に使われるようになってきたからです。
なんだ自分の母親は「過干渉という名の毒親だった」のか?私が悪かったわけじゃないじゃないか!!
その考え方にたどり着くまでに私は30年以上かかったわけです。
分かった時には母親に対して物凄い怒りを覚えましたし、私の人生返してくれ!ぐらいのことを思いました。
長かったですよー、30年(泣) 知らないって罪です。
そこから母は母で誰かから何かの洗脳を受け、それが正しいと信じて私にやっていたんだなと、怒りを手放すにもまた時間がかかりました。
だからあなたにトラウマを与えた人のことにこだわり続けると、あなたが不自由になるだけなんです。
ですので、あなたにトラウマを与えた人が正しい、自分が間違っているそういう洗脳から一日も早く抜け出すために、自分で自分に愛を注入していくのです。
目安は3か月。3か月続けると潜在意識が変わり始める
人の行動や言動が気になるうちは、心と脳が不健全です。
ですので、健康に戻す必要があるんですね。
ある程度健全になるためには、まず自分で自分を正常ラインに戻すことです。
心のままに、楽しいこと、興味のあることをどんどんやって、暖かい方へ、明るい方へ、楽しい方へ! とにかく突き進んでいくのです!
途中で色んな不安な感情や情報があなたを襲ってくることがありますが、そういうものはただの刷り込みですから、すべて蹴散らし続けてあなたにとってプラスになることだけを追求してみて下さい。
それを3ヶ月頑張ってみてください。
それだけでも随分考え方が変わってきますよ!
3ヶ月で完治するではなくて、まず今の状況から抜け出す一つの目安として3ヶ月やってみてください。
長い長い人生のたった3ヶ月。 そういう決断を持てた人から、自分らしい未来を作っていくことができます。
私はここまでたどり着くのに人生の2/3を使ってしまいました。 本当にもったいなかったなーって思うんです。
単純に抜け出す方法を知らなかったからです。
社会はもう変わり始めている。あとは自分で決めるだけ
こんな遠回り人生を送り続けた私ですが、「潜在意識」という言葉を知り、洗脳という言葉を知り 、SNS 社会になって世の中の情報を知ることができるようになった時、自分が子供の頃から感じていた違和感やどうしても受け入れられない社会の常識が決して正しいものではなかったという決断を自分で下しました。
そうしたら、同じように考えてる人は世の中にはたくさんいることも知れました。
そうすると、自分の目の前には同じような価値観や考え方の人は少ないかもしれないけれど、社会全体で考えた時にはたくさんいるんだと思ったら、ものすごく楽になったんですね。
自分の目の前に同じ考え方の人がいると安心しますし、いないとそれはそれでしんどい時もありますが、こうやって情報共有をいろんな方がしてくださることによって、遠くない未来はこっちが常識になることがもう決定していると自分で決めたんです。
だって日本て幸福度低いわけですから、世界ランキング62位ですから。
世界的に見ておかしいんですよね。
あなたもそう自分で決断できたら、人の意見に振り回されるよりも、まず自分の軸を決めることです。
世の中は変わり始めていますよ、大丈夫です!
私は間違っていない、そう自分で決めてください。
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本日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
まとめ
1.いじめは「悪」は世界認識。日本でいじめが解決しないのは、日本独特の事なかれ主義が影響しているだけ
2.いじめが解決しないのは、心と脳の仕組みについて一般認識が浅いから。人をいじめて楽しいなんて感覚は、異常だと言い切ってしまえばいい
3.人には権利がある。トラウマに翻弄されず強い心を作りましょう!
4.トラウマを克服するには自分で自分に「愛」をたくさん注入すること。潜在意識が変わり始める目安は3か月
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