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心をはぐくむ演劇教育じぶんクリエーションアカデミー

高校演劇サミット2018‼︎高校時代の演劇体験は生涯の宝物になるを実感した話し

  • 最終更新日:

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心をはぐくむ演劇教育 じぶんクリエーションアカデミー

冨永真佑(とみながまゆ)です。

 

私は、自分が現役高校生で無くなって30年以上経ちますし、現役保護者で無くなってからもずいぶんな年月が経ちます。

 

じぶクリを立ち上げてから、「高校生の皆さんへのメッセージがなかなか思いつかないなぁ。なんて言ってあげたら高校生さんの役に立つお話ができるのか?困ったなぁ。でも、高校時代に演劇をやるとホントに将来絶対に役に立つんだけどぁ。」

 

と思いながら、ブログを更新し続けてきました。

 

そして、やっとお話しが出来そうです。

 

昨日観劇してきたのですが、毎年行われている「高校演劇サミット2018」です。

 

今年は盛岡、東京、大阪の3校が出場。

 

一生懸命に真摯に演劇と向き合う高校生たちの姿がとても印象的でした。

 

 

【写真はTwitterより転載】

 

特に東京を中心に、神奈川、千葉、埼玉などでは部活に演劇部があるところはとても多いです。

 

毎年全国大会もあります。

 

そして、演劇をやった子たちはみんな「演劇は本当に楽しい!」

 

そう言って目をキラキラさせます。

 

10代という人生で一番楽しく、自由で闊達でいられる時代に、不登校になったり、生きることがしんどくなったりしてしまっている人に、本当に演劇をやってもらいたいな。

 

やるのに抵抗があるなら、観劇だけでもしてもらいたいな。

 

と彼ら、彼女らの演技を見て、さらにまたその気持ちが強くなりました。

 

今日は、高校演劇サミット2018の様子を交えながら、演劇の魅力をお伝えしたいと思います。

 

お子さんの成長に不安を感じていらっしゃる保護者様もぜひお読みください。

 

16歳の高校生が見せた演技中の涙。涙は人間がつくるいちばん小さな海

まずは、高校演劇サミットの内容をかいつまんでご紹介しますね。

 

盛岡市立高等学校『月面、着陸。』

なんと脚本も現役の高校生が書いたそうです。

ある日、主人公の男子高校生のスマホに「月」と名乗る人からlineの友達申請がきます。

軽い気持ちで承認したら、それはなんと「ホンモノの月」だったんですね。

月と会話をし、交信を始める。というなんともユニークな設定。

月は擬人化して、アイドルとして登場するのですが、歌を歌っている時はアニオタファンのような声援を送り、ショー的要素も入ってとても楽しい舞台でした。

平凡になんとなく送っていた高校生活が「月」の存在をきっかけに充実した日々に変わっていきます。

ところが…

そんな月との交信を幼馴染みの女の子に嫉妬され、友達から削除されてしまいます。

月と会えなくなった主人公は、月に会うために、宇宙飛行士を目指す。

そんなお話です。

出会いで人生いくらでも変わります。今は見つけられなくても、夢中になれるものがいつどこで見つかるかはわからない。

脚本がかなり細かく練られていて、お客様も大笑い。人を笑わせるのって難しいのですが、見事!

みんなが本当に楽しそうに演じていたのがとても印象的でした。

 

東京都立世田谷総合高等学校『レイズ』

誰が言い出したのかはわからなけれど、「地球最後の日」が宣告され、ある避難場所に集まった高校生たちのお話し。

明日はもう本当に死んでしまっているのだろうか?本当に明日は来ないんだろうか?

だったら、今日は思いっきり好きなことをやって、目いっぱい楽しい最後にしよう。

毎日が当たり前のように続くからこそ、人生迷ってしまうのかも知れません。

そんな中、高校生としての日々を生きるってどういうことだろう?というのがテーマになっていた作品でした。

 

精華高等学校『大阪、ミナミの高校生3』

ある高校の演劇部のお話し。

テーマは「今の自分と、30歳の自分」

不登校で学校に行けず、けれど、部活動だけは参加したいので、5時間目から登校してくる女の子がいたり、容姿は端麗じゃないけれど、アイドルを目指してるという子が出てきたり、高校生活にある悩みや将来の夢、今の自分と予想のつかない未来への思いをぶつけ合っていきます。

人と関わり合うことは基本的に面倒なことが多い。

けれど、人は人である以上、誰かと関わって生きていかなければならないし、その中で良い出会いもあって、自分を成長させてくれることもあって、高校時代に見た目の前のすべてが延々と続くわけでは無いと教えてくれたりします。

生きる勇気とか、一歩踏み出すきっかけとか、自分の存在意義とか…

そんなことを教えてくれた作品。

 

不登校生役の女の子は、劇中で本当に自然なタイミングで涙を一筋流していました。

 

 

とても美しい涙。

 

劇中で紹介されたアンデルセンの「涙は人間がつくるいちばん小さな海」という言葉。

 

自分の感情を素直に現わし、その結果浮かんでくる涙は自分の心をとても癒してくれます。

 

これは、演じてみるとわかることなので、理屈では説明できないのですが、この瞬間、自分の存在を肯定出来るんです。

 

演劇を見るだけでも、それは感じられますし、やればもっと、自分の血となり、肉となりますから、演劇を知らないことは本当に勿体ないことなんです。

 

映画でもテレビでもない……「舞台演劇」の面白さって何ですか?

このブログ内でもすでにお伝えしているのですが、私は20歳で女優さんを目指して上京するまで「演劇」という言葉すら知りませんでした。

 

中学校からずっと帰宅部で、部活にも入りませんでしたし、高校は「英語劇部」はあったのだけれど、セリフを全部英語で言わなければならず、芝居云々の前に「英語」で挫折してしまったので、大人数で何かに参加する体験を本当にしてきませんでした。

 

授業が終わると誰とも拘わらず、まっすぐ家に帰り、夕方からやっているドラマの再放送を見ながら宿題をやり、自分の空想や妄想の中で、日々を過ごしていました。

 

人と関わることが面倒。

 

気がついたらそうなっていました。

 

 

家が窮屈だったのと、親に進学を反対されて高卒で働くと決めた時、「20歳家出計画」を決意しました。

 

7月が誕生日なので、1年ちょっと働き、家出資金を貯め、20歳になった8月に親の手を振り切って上京してきました。

 

オーディション雑誌を買っては手当たり次第に受け、その度に不合格になり、寂しさと自己肯定感の低さから、夜はいつもメソメソ泣いていました。

 

当時を振り返ると、ちょっと病的だったかもしれません。それくらい人が怖くて、自分に自信が無くて、生きる意味がわかりませんでした。

 

若干20歳で人生に疲れていた感じです。不登校まではいきませんでしたが、高校の記憶はまったくありません。

 

思考停止して、毎日をやり過ごしていたからだと思います。

 

上京した頃はTVや映画に出られたらとだけ思っていましたが、オーディション雑誌の中に「舞台出演者募集」という言葉を見つけ、

 

「舞台」ってなんだ?と思い、観劇に出かけたことが演劇を知ったきっかけです。

 

なので、上京してこなければ、今でも「演劇」という言葉すら知らないと思います。

 

私でさえそんなだったのですから、多くの方が「演劇」という言葉を聞いても、ピンと来ないのは当然です。

 

 

そんな中、演劇に魅入られた高校生たちのお祭り、「高校演劇サミット」は多くの観劇者に見守られ、大盛況でした。

 

 

さて、演劇って何がそんなに面白いの?

 

という方へ。

 

ここに、こんな記事があります。

 

【参考記事】

映画でもテレビでもない……「舞台演劇」の面白さって何ですか? 演劇演出家に聞いた!

 

まず、演劇ってただお芝居を見るだけではありません。

 

「演劇はお客さんも一緒に「体験」するもの」

 

なんです。

 

この記事にもあるように、

 

役者の息遣いまで感じることのできる臨場感は生だからこそです。目の前で事件が起き、その目撃者になるのですから感情の揺さぶられ方が違います

音や光も含めて演じる側と受け手であるお客さんが時間と空間を共有できること、その「共有体験」が魅力だと思います。だから互いに「のった時」の劇場のうねり具合は本当にすごいので、それはぜひ一度体験してほしいですね。

 

これに尽きるんです。

 

体験型のアトラクションって人気ですよね?

 

東京ディズニーランド、ユニバーサルスタジオみたいなテーマパークもそうですし、この前チームラボという体験型ミュージアムに行ってきたのですが、これが凄かったです。

 

美しくて幻想的な光のミュージアム。いろんな部屋があって、なんとも言えない世界を体験できます。

 

 

 

【画像はHPより転載】

 

これらはお客様に「体験」「体感」という価値を提供しています。

 

楽しい、美しい。感動する、癒される。

 

非日常を体感することは、生きていく上でとても大切なことです。

 

 

 

そして、演劇もただお芝居を見るだけではありません。

 

舞台美術、照明、音響。

 

感情や状況を表現するためにいろんな演出が加わります。

 

 

どうですか?

 

歌手や声優さんのコンサートに行かれたことがあるとわかると思いますが、雰囲気、似てませんか?

 

暗い会場の中で、非日常的な空間が演出されます。

 

そこにいると、嫌な日常から開放される時間があって、俳優がセリフという言葉でいろんな問いかけをしてくれます。

 

それに見ているこちらも「共有体験」ができる。

 

とっても癒し効果があるんです。

 

 

演劇は大勢の人間で作る。同じ目標に向かって作り上げる家族のようなコミュニティ

演劇は脚本を書く人、演出をする人。演じる人。舞台装置を作る人。照明さん。音響さん。衣装さん。制作と呼ばれる裏方さん。

 

いろんな人が自分の持っているスキルを提供しあいながら「本番」という1つの目標に向かって力を合わせていきます。

 

それはもう1つのプロジェクト。

 

立派なコミュニティです。

 

演劇に魅入られる人は、感受性が豊かで、良い人が多いです。

 

本番が近づいてくると毎日稽古しますから、生まれて来る絆はかなり濃いですし、家族のような安心感が生まれてきたりします。

 

でも一人一人は、傷つきやすく、人付き合いが苦手な人もたくさんいます。

 

だからこそ、「他の誰かになって自分を表現する」

 

このなんとも言えない癒し感に幸せを感じるんです。

 

演劇は最後、必ず何かしらのメッセージや、問題解決が観客に提案されます。

 

自分の辛い苦しい体験さえも、誰かの勇気の元になる。

 

誰かの幸せの種になる。

 

そんな分かち合いが出来ると、嫌なことも無駄な経験だけじゃない、ちゃんと誰かの役に立つんだな。

 

意味があったんだなって感じられます。

 

体験したことが無いことって、リアルなセリフになって出てきません。

 

だからこそ、むしろ、世の中のレールから外れてしまった人こそが、本当に人を感動させられる演劇を作ることが出来ます。

 

だからこそ、ぜひやってみて欲しいなって思うんです。

 

「自分を表現する」

 

これをぜひ体感してみて欲しいなと思います。

 

自分の存在意義を誰に評価されるでもなく、自分で感じ取れれば、周りに振り回される必要は無くなります。

 

こういった体験を高校時代に持てることは、一生の人生の軸になっていくんです。

 

少しでも興味を持っていただけた方はぜひワークショップに参加してみてください。

 

 

体験ワークショップに参加へのお申し込み、お問い合わせは各クラス紹介からお願いいたします。

 

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高校生クラス

 

本日はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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