こんにちは
生きづらさ解決コーチの冨永真佑(とみながまゆ)です。
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あなたは虹プロジェクトというオーディション番組をご存知でしょうか?
【画像は公式サイトより】
Nizi Projectとは、韓国大手事務所JYPエンターテイメントとソニーミュージックによる共同プロジェクト。
世界に通用するガールズグループを生み出すためのオーディションが行われ、その時の模様が今、YouTubeで盛り上がっています。
1万人の応募者の中から14~18歳(オーディション当時)の女の子たち13名が勝ち残り、韓国で特別レッスンを受け、最終メンバー9人になるまでの軌跡が配信されています。
その中で虹プロジェクトのプロデューサーであるJ.Y.Parkさんの練習生たちへのメッセージが毎回素敵すぎる!と、K-POPに興味の無かった人や、プロジェクトのことも知らなかった人たちが続々とJ.Y.Parkさんのファンになっています。
パワハラや長時間労働、上司の指示力の無さなどで会社員は嫌!という人が増えている昨今ですが、J.Y.Parkさんの練習生たちへの愛ある言葉の数々に「日本人もこういう観点で指導できる人が増えたら、もっと働くことや、会社勤めに疑問を感じる人を減らせるのに…と思い、ご紹介させていただきます。
人って上に立つ人の言葉次第で活かすも殺すもできちゃうなと思うので、上司に不満がある人も部下の育て方に悩む方も読んでみて下さい。
目次
J.Y.Parkさんの素敵すぎる人柄。年下でも人として尊敬している
私はK-POPに興味が無かったため、J.Y.Parkさんのことは、このプロジェクトのことを知るまでまったく知りませんでした。
J.Y.Parkさんについてはこちら
アーティストとしてもたくさんの歌を歌われてますが、歌もダンスも本当に素晴らしく、「ご本人が一流だから練習生にもあんなアドバイスができるんだね!」とさらに好感度がアップするというとても良いループが起きています。
まだアマチュアである練習生に対して「感動しました」「とても上手です」「素晴らしいです」と良いものは良いと素直におっしゃる姿がいつも印象的です。
こんなまとめ記事もあります。
【NiziU】J.Y.Parkさんの名言に心打たれる人続出?虹プロ名言集
実際にどんなアドバイスがされているかはYouTubeで確認いただければと思いますので、リンクを貼っておきますね。
JYP【パクジニョン】餅ゴリ名言集 虹プロジェクト【NijiU】
J.Y.Parkさんの凄いところは、年齢や立場関係なく、人を人として認め、尊敬しているところだと思います。
自分の子供ぐらいの参加者たちを、アーティストの卵として認め、褒めることができる人です。
学校の先生のように足りないところをただ指摘するだけでなく、まだ未熟でも本人の努力の跡が見られれば、そこをまずしっかり褒めることから始めます。
人の心理をちゃんと理解していらっしゃると言うか、ご自分もたくさん辛いことや苦しいことを乗り越えてきたからこそ、気持ちがわかるのでしょう。
その上で足りないところもしっかりと指摘されるので、練習生たちはその指摘を素直に前向きに受け止めることができます。
日本人に足りていないのはこの「相手を認め、労をねぎらい、認める」という点ですね。
足りないところをいきなり指摘して、良いところはできて当たり前、やれて当たり前、そんな空気が自己肯定感を下げさせる要因になっていると思います。
人は認められて初めて、自分の価値や存在意義を感じられるものですし、指摘を受けても、そこに相手に対する「愛」があれば、どんなに厳しい言葉でもちゃんと伝わるのです。
多くの指導的立場に立つ人に足りていないのが「相手に対する愛」ではないでしょうか。
J.Y.Parkさんの素敵すぎる人柄。いつも優しい微笑み
あくまでも動画で配信されているJ.Y.Parkしか私は知りませんが、いつもニコニコと優しい微笑みがとても印象的です。
これはJ.Y.Parkさんだけでは無く、トレーナーとして参加されている講師の方々も同じ。
練習生にしっかりと育って欲しいという愛がちゃんと感じられ、いつもニコニコと子供を慈しむような優しさと愛が感じられます。
厳しくすることが指導
優しくすることは甘やかし
残念ながら日本に蔓延している「指導」とはまだまだこちらの方が強いのでは無いでしょうか?
人の脳の仕組みとして、怒られたらどうしよう、何か言われたらどうしよう
そういう不安や不信の中で厳しさだけで指導されても、本来の力は発揮できません。
厳しさとはお互いに信頼関係があり、愛があり、安心感がある関係性の時に生きるもので、そこが無いのに厳しさばかり押し付けられると、活力ってどんどん下がっていきます。
昨今、会社員生活に疑問を感じる人が増えているのもこういったピラミッド構造的指導が魂的に無理!と感じてしまう人が増えているからだと思います。
厳しさは愛情とセットでなければ機能しません。
とても簡単なことなのですが、育てられ方って親子関係だけでは無くて、会社の中でも連鎖します。
私が生きづらくて生きづらくてどうしようも無かった頃、人に愛を求めることはあっても、自分から愛を出すという発想は確かに無かったなと思うので、「教育」ってやはり大事だなと思いますし、人って感情で生きている動物ですから、上にいる立場の人が愛が出せるか出せないは人材を育てると言う意味でとても重要だなと強く感じました。
J.Y.Parkさんの素敵すぎる人柄。自分に厳しく人に優しい
人というのは結果的に同じことを言われたとしても、「誰に、どんな風に」言われるかで受け止め方がまったく違ってきます。
上司だから聞くというより、この人なら尊敬できる。この人の言うことなら素直に納得できる。
そう思える時、人の心は無理なく動き始めます。
人に優しさと厳しさの両方を同時に与えられる人は自分に厳しい方が多いですね。
J.Y.Parkさんはアラフィフになった今でも毎日2時間の運動を欠かさず、食事は1日1食だとおっしゃっていたのですが、自己管理がしっかりできていらっしゃることは、ダンスを拝見すると一目瞭然です。
筋力はしっかりあるのに、しなやかで女性ダンサーよりも色っぽい。
最高だと思います。
30年間、現役として常に先頭に立っていらっしゃるからこそ、尊敬のまなざしで見られる。
こういった精神性の高さがあれば、人って勝手についていきたいと思えるようになるものでは無いでしょうか。
豊かな人生は豊かな人と付き合うところから始まる。精神性を見極めよう!
今の日本は全体的に余裕が無く、自分のことで必死な人が増えてしまったと思います。
だからこそ、生きづらいと感じてしまう人が増えているのですから、個々にその原因を求めるのでは無く、人には精神性の高低があって、社会的立場と精神性の高さは必ずしもイコールでは無いということを知り、精神性の高い人の発信を積極的に取り入れることで、自分の精神性も上げていくことが重要です。
子供時代は家庭環境が自分の精神性の基盤に大きな影響を与えるわけですが、大人になれば取捨選択の意思は自分にあるのです。
今までにも述べてきたことですが、日本人は海外の良いところをもっと取り入れ、物質的豊かさから精神の豊かさを追求する発想の転換期に入っているのかなと思います。
人生が長くなればなるほど、充実した人生とは「心が豊か」であることに多くの人が気づき始めているのでは無いでしょうか?
生きづらい状況から脱出するには、お手本になる人を自分の力でたくさん見つけて、自分の精神性を上げていくことです。
精神性が上がってくると、いかに狭い世界の価値観に自分が縛られていたかに気づけますし、楽さが体感できるようになるので、もう精神性の低いところに戻りたいとは思わなくなってきます。
ネット社会の良いところは、自分の側に理解者がいなくても、同じような価値観、考え方の人を自分で探せることです。
思考(考え方)が変われば見方が変わり、見方が変われば感じ方が変わり、感じ方が変われば心が変わっていきます。
良いループでこれらが回せるように自分でコントロールができるようになってくると、人に振り回されない、自分らしい生き方が出来るようになってきますよ!
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本日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
まとめ
1.日本人に足りていないのはこの「相手を認め、労をねぎらい、認める」という発想。J.Y.Parkさんの指導には学ぶことがたくさん詰まっている。
2.厳しさとはお互いに信頼関係があり、愛があり、安心感がある関係性の時に生きるもの。厳しさは愛情とセットでなければ機能しない。
3.日本人は海外の良いところをもっと取り入れ、物質的豊かさから精神の豊かさを追求する発想の転換期に入っている。日本人的狭いものの見方が生きづらさに繋がっている
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