こんにちは
生きづらさ解決コーチの冨永真佑(とみながまゆ)です。
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今日は親子関係についてです。
親子のことで悩んでいる方はとても多いと思います。
私も人生の大部分は母親との関係に悩んでいましたし、母からのしつけが自分の人生に悪い方に影響していたことにかなり後になって気が付きました。
それに気づいたのは、40代に入ってからです。
今日は親子関係に悩む方へ参考になる記事にしたいと思います。
目次
親子関係崩壊!親子関係に苦しむ人はこう捉えて欲しい
親子関係は、本当は難しいものではありません。
親が子供に愛情と信頼を寄せ、子供が行きたい方向、やりたいことに理解を示し、温かく見守ってあげる。
子供が迷ったり悩んだりした時には、多くの事は言わず、子供が自分で答えを見つけるまで適度な距離感で励ましてあげる。
たったそれだけで良好な親子関係が築けるものです。
ですが実際には8割の人が何かしら親子の関係に悩んでいるとも言われています。
以前、人の脳は子供時代に完成してしまうというお話しをした事がありますが、人の根っこの部分は家庭環境=親のしつけが大きく影響しています。
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例えば私は学校が楽しかったのは小学校の2年生までです。
3年生から少しずつ行くのが辛くなってきました。
友達も出来るのですが、長く続かなかったり、悪いことをした覚えも無いのに、突然「嫌い」と言われてしまったり…そういう事を何度となく繰り返しているうちに、人が怖くなっていったんですね。
ですから、不登校の子に無理に学校に行かせようとする親御さんや先生というのは、人間関係に躓いた事があまり無いのかも知れませんし、多少の我慢はするものだ!なんて子供に言うと、間違い無くその子の未来に影響するので、おすすめ出来ません。
そういう時に一番の味方になって欲しい「親」に理解してもらえないと、子供はずっと闇の中を歩いていくことになってしまい、人間関係の基盤がそこで固定化されてしまうんですね。
大人になっても人間関係がうまく築けない。 これはちゃんとフォローしてあげないと、結構長く尾を引く問題なのです。
多様性が認められない日本の視野の狭さが子供に悪影響を与えている
日本人の考え方として良くないのは「皆と同じ行動が取れない子は変わった子」という、考え方いじめというか、多様性を認められない視野の狭さから傷ついている人にさらに追い討ちをかけるような行為をしてしまうところです。
多様性を認める寛容さに欠けているということでしょうか?
これは平成になってひどくなっていると思います。
いじめがいつまでも解決せず、陰湿になっているのはその影響では無いでしょうか?
元々その子が持っている「個性」を無視して、周りに合わせなさい!というのは、本来とても乱暴なことだと思うのです。
例えば、あなたの鼻、一般的に見て低いから高くしなさいとか、大人なのに小学生と同じ身長で背が低いのはおかしいから直しなさいと言っているのとなんら変わらないように思うのです。
無理ですよね?そんなこと言われても…
本人だってどうしたらいいかもわからない、どうにもできないのに、さらに追い討ちをかけるような発言をしてしまうのは、やはり受けてきた「教育」にあるんですね。
そういう意味では親だから全て正しいわけでは全く無いのですが、当然子供はそんな事はわかりません。
他人と違って、血の繋がりがありますから、どうしても特別な存在だと思ってしまう。
それが親子です。
ですが、親に多様性を認める心や寛容さが無いと、子供は本当に逃げ場が無くなってしまうのです。
もし、あなたが子供時代に親御さんの言動や行動で辛い思いをたくさんしてきたのなら、そんな自分をまずはたくさん褒めてあげて下さい。
誰に褒めてもらえなくても、自分だけは自分を信じてあげる。
子供時代に親に認めてもらえなかった人はどうしても自己肯定感が低く、人の評価が気になってしまいがちなのですが、それは仕方の無いことで、あなただけでは無く、多くの人がそういう傾向に陥ってしまうということを知って欲しいのです。
親子関係崩壊の原因は親にある。我が強い親は人として魂のレベルが低いのです。
私は何度となく、「生きづらさというのはあなたの魂で感じることと、目の前の現実のギャップが大きくなった時に生じるものですよ。」とお伝えしているのですが、幼少期から親子感で大きなギャップが生じる人は生きづらい人が多いです。
例えば、私の母の口癖は「ちゃんとしなさい」「早くしなさい」「お前は変わってる」でした。
これは本当に子供をダメにする悪い言葉なんですね。
今なら「アンタの方がよっぽど変わってるから」と言い返せます。
40歳過ぎてやっと言えるようになりました。
長かったですよ、ここまで来るのに。
そもそも「ちゃんとしなさい」って親の基準で言っているわけです。
どこまで何をやれば「ちゃんと」なのか?がとてもあいまいなんですね。
自分では頑張っているつもりですし、母に少しでも認めてもらいたいと子供心にけなげに頑張っているにも関わらず、本当に褒めて貰えませんでした。
どんな小さなことでも、たとえそれが親から見てつたないことであっても、頑張ったことや子供の気持ちに対して褒める=認める
こういったことの積み重ねで子供は挑戦する心や諦めない心を養っていけるはずなのですが、なぜか「しつけ」というとダメな部分を指摘することが教育だと思っている傾向が強いのでは無いでしょうか?
たまにテレビでスポーツ関係の体罰や行き過ぎた指導が問題になることがありますが、これらも「しつけ」とは厳しくすること。
厳しくすることで、忍耐力を養ったり負けない精神を養えると錯覚した考えが強いからだと思うのです。
ですので、親と言っても何もかも理解した上で親になっているわけでは全くありませんから、親から言われたことが大人になってもあなたを縛り付けていると感じることがあるのであれば、もうそれは一日も早く手放して良いのです。
人には魂のレベルがあると以前にもお伝えしましたが、親でも魂が幼稚な人や、自分のことばかりで子供のことを考えられない親もたくさんいるのです。
親の価値観は親のものであって、あなたのものではありません。
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あなたが辛い、悲しいとまで感じて親によって生きづらさを感じてきたのであれば、失礼ながら、あなたの親御さんは精神的に親になるにふさわしい人ではなかったと言うことです。
なぜなら「親子関係崩壊の原因は親にある」からです。 幼い子供に罪などあるわけがありません。
あなたが子供を持ちたいと考えるなら、自分の心を十分に癒してからがおすすめです
脳というのは「過去の記憶」で出来ています。
ですので、自分が親から与えられた行動、言動を残念ながら記憶しているんですね。
子どもに対する言葉遣い、関わり方、子育てに関する考え方…など。
自分が親にやられて嫌だったことをついやってしまうのは「脳が記憶してしまっているから」なんです。
反射神経みたいなものですね。
自分が不服や寂しさや納得がいかなかったことなどをため込んでいると、つい、その溜まった怒りを子供に向けてしまったりするんです。
ネグレクトが社会問題になっていますが、おそらくそういう親御さん自身もあまり良い家庭環境で育っていないはずなんですね。
自分がやられたように、ついやってしまう。
自分が満たされて、精神的にも経済的にも余裕がある中で子育ては行った方が良いのですが、学校でも社会でもそういうことって教えて貰えません。
もし、あなたが将来親になる時、既になってしまって子育てに悩んでいたとしたら、自分の子供時代の記憶をよーく辿ってみて下さい。
あなたの悲しさや憤りが潜在意識に溜まっていると、健全な子育ってって難しいはずです。
心と脳って本当に繋がっていて、物凄く大事な部分なので、心(魂)を成長させるって物凄く大事なんです。
優しい言葉、愛のある言葉、ゆっくり、のんびり
今の日本社会で忘れさられがちなものの中に、あなたの幸せが実は隠れています。
脳をゆっくり休めてあげながら、自分で自分を癒してあげて下さい。
自分で自分を褒め称えると、親に認めてもらえなかった自分の良いところを潜在意識が認め始めます。
大人になって恥しいと思うかもしれませんが、「頑張ってるよ!偉いよ!凄いよ!」
何でもいいので、前向きな言葉を使い続けましょう!
親子関係で悩んでいる人はあなたが人間的に成長して、親を越えていくことです。
親を上から見下ろせるぐらい、あなたが成長した時に、きっと親子問題は解決します。
じぶクリでは親子の悩みに対してのコーチングをご用意しています。
単発でのご相談もお受けてしています。
ご活用下さい。
本日はここまでです。
今日もお読みいただきありがとうございました。
まとめ
1.親子の因縁はあなたの人生に多大な影響を与えている。自分に自信が無い人、幸福感が薄い原因は親である可能性が高い
2.厳しくしつけるといい子に育つというのは親の勝手な思い込み。人間力が高い親なら褒めて伸ばすが正解
3.自分で自分を褒め称えると、親に認めてもらえなかった自分の良いところを潜在意識が認識し始める
4.親になるのなら、自分のことが大好きになってから。自己肯定感の低いまま子育てするのはとても危険 .
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