こんにちは
生きづらさ解決コーチの冨永真佑(とみながまゆ)です。
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さて、前回は学校教育を題材にお話ししましたが、今日は親の教育についてのお話しです。
あなたが生きづらいのは子供時代に親御さんに受けた教育が大きく影響しています。
親子関係に悩んでいる方は最後までお読みくださいね。
目次
親の自己肯定感。機能不全家族は全世帯の8割。人生に降りかかる親の影響
さて、あなたは「機能不全家族」という言葉をご存知でしょうか。
機能不全家族とは
家庭内に対立や不法行為、身体的虐待、性的虐待、心理的虐待、ネグレクト等が恒常的に存在する家庭を指す。機能不全家庭(きのうふぜんかてい)とも称され、その状態を家庭崩壊(かていほうかい)、もしくは家族崩壊(かぞくほうかい)と言われている
もう少し具体的に説明しますと、
・非合理的なルールが強く維持されている
・精神的役割として親が子供になってしまい、子どもが親のケアをすることがある
・性的虐待など公にできない秘密がある
・暗い雰囲気でほとんど笑いがない
・家族同士のプライバシーがない(個人間の境界があいまい)。親がいつも子供の行動を監視している。
・家族から離れることが許されていない
・自分の思いを口にすると、鼻で笑われ、否定される。
・子供の自立を邪魔する
・一つ屋根の下にいても、家族は分断され、統一性がない
こんな感じでしょうか?
最近では「毒親」という言葉も生まれ、いろいろドラマ化もされているので、興味のある方も多いかも知れません。
今でこそ、こうやって情報が共有されるようになりましたが、私の20代、30代はまだまだ一般的ではありませんでした。
機能不全家庭の親の元で育った子供のことを「アダルトチルドレン」と呼びます。
まさに親や社会による虐待や家族の不仲、感情抑圧などの見られる機能不全家族で育ち、生きづらさを抱えたまま大人になっているので、心が育っておらず、精神的に未熟で精神的に不安定でカラダは大人だけれど、心が子供のまま
だからアダルトチルドレンと呼ぶのかな?なんて私は勝手に定義づけています。
幼い頃から原因不明の生きづらさがあるのなら、あなたがアダルトチルドレンである可能性は高い
私がアダルトチルドレンという言葉に出会えたのは40歳になったばかりの頃でしたが、この言葉に巡り合えていなければ、今の自分はありませんでした。
ネットでたまたま見つけたのですが、原因不明の生きづらさが親だったなんて思うはずも無く、情報として知ったからと言って、その後もそのまま数年は放置していました。
「毒親」までいかずとも、親が子供にとって最善の味方である家庭の方が少ないかも知れません。
アメリカでは9割が機能不全家族だとも言われていますし、日本も8割くらいだというデータもあります。
教育というのは人が人に向かって行うものですし、学校のような共通の教科書があるわけでもありませんから、親が悪意なくやっていることが知らない間に子供の負担の元になっていることも十分にあるのです。
親の自己肯定感。親のしつけが子供に連鎖して、あなたの自己肯定感になって表れる
日本人は自己肯定感が諸外国に比べて低いと言われています。
「厳しくしつけること」が教育だという文化は昔から根強くあると思われます。
子供は親の言葉や行動から様々なことを判断していますし、人間の脳は12歳ごろまでに出来上がってしまうので、親のしつけが子供に多大な影響を与えているのですね。
親自身が自己肯定感が高く、自己愛が高ければ、普段から使う言葉も肯定的な言葉が多いですが、逆に自己肯定感が低いと使う言葉も否定的です。
私の母は何かにつけ「止めておきなさい」「ダメ」ということを言う人だったのですが、「なぜ」とストップをかける理由を聞いても明快な答えが返ってきた記憶がありません。
子供時代は誰でも好奇心むき出しで、いろんなことにチャレンジしてみたいものですが、親の自己肯定感が低いと何かにつけ否定的な言葉でそれを阻止しようとしてしまうんですね。
その時、子どものことを思って止めているのでは無くて、自分の中にある何かが気に食わないという感情が先に立っているため、子供には否定的にしか受け止められないのです。
親の自己肯定感。感情と思考は連鎖する。心に浮かぶものがあなたの望むこと
アダルトチルドレンになってしまう人は親の愛に飢え、親に認められたいと思いながら、カラダだけが大人になってしまった人です。
子供時代に思いっきり自分がやりたかったことがやり切れていないので、いつも混とんとした中に身を置いている状態です。
一番脳の発達に影響を及ぼし、まだ自分がどういう人間かも自覚できていない頃に出来上がってしまった自分では無い自分を生きていますから、あなたがもともと持っている本当の自分に戻さない限り、その生きづらさはずっと続いてしまうのです。
「毒親」とはよく言ったもので、あなたの感情や思考があろうことか親に毒されているんですね。
親の毒で生きづらいという状態を何十年と続けてきたので、根が深いのです。
それは大人になってから抱えたものとは質が違うので、少し長期的なスパンで改善策を取らなければなりません。
もう大人なので、本当はなんでも自由にできるはずなのですが、頭の中でストップをかけてしまっていて、しかもそのことに自分で気が付けない。
非常に厄介なものです。
親があなたの人生を狂せているなんて悲しすぎますよね?
子供時代に思っていたことに素直になってやりたいことを存分にやりながらも、たまりにたまっている潜在意識の中にある親の呪縛を解き放つ必要があるため、しっかりと知識のある人のサポートを得ながら改善させていくことをお勧めします。
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本日はここまでです。
今日もお読みいただきありがとうございました。
まとめ
1.日本の機能不全家族は全世帯の8割。親子関係に悩んでいるなら、あなたはアダルトチルドレンかも知れない。
2.親の自己肯定感が高く、自己愛が高ければ、普段から使う言葉も肯定的、逆に自己肯定感が低いと使う言葉も否定的。あなたの親はどっちですか?
3.アダルトチルドレンは根が深い。もしかしたら自分は…と思うなら早めの対応をお勧めします。
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