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映画「ちょっと今から仕事やめてくる」を見て考える、令和の正しい働き方

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こんにちは

 

生きづらさ解決コーチの冨永真佑(とみながまゆ)です。

 

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ただ今コロナウィルスによる自粛期間の中、家で映画でも見ようとなってたまたま家族が見つけてくれたのが、「ちょっと今から仕事やめてくる」です。

 

今年は新入社員の受け入れも例年のようにはいかず、入社日当日に退職願を出すなんて話しは出ませんでしたが、去年は普通にありましたね。

 

昭和の時代にあって平成で失ってしまったものに人と人の繋がりというものがありますが、それと同じように「若い人を育てる」という感覚がなくなってしまったのが平成の特徴だと思います。

 

今日は映画「ちょっと仕事をやめてくる」を見て感じたことや、令和の正しい働き方について、私なりの考えを述べさせていただきます。

 

会社で働くことに疑問を感じている方、お読みください。

映画「ちょっと今から仕事やめてくる」を見て考える、ブラック企業はなぜ増えた?

私はバブル期に青春時代を過ごした世代であるということは何度となくお伝えしていますが、昭和にはなくて平成でできた言葉に「ブラック企業」という言葉があります。

 

また「正規・非正規」と呼ばれる言葉もそうですね。

 

高度経済成長期を過ぎて安定期に入ってきたバブル期の日本は、本当に豊かでした。

 

会社自体に体力があって金銭的にも余裕があって且つ精神的にも余裕がありました。

 

パワハラだとかモラハラだとかセクハラだとか個人間ではあったかもしれませんが、そんなことが社会問題化するような時代ではなかったです。

 

では平成になってなぜこんなことになってしまったのか?

 

理由は簡単ですね。

 

バブルが崩壊してしまった後の日本の経済はとことんまで冷え込みました。

 

企業は生き残らなければなりませんし、そう考えた時には「人件費」というものがとても重くのしかかってきたわけです。

 

人件費

 

コストを下げるためには可能な限り正社員は雇わない。

もし雇ったとしても可能な限り余分なお給料は払わない。

世の中自体が不景気なので仕事を探している人はたくさんいるのだから、雑な扱いで辞めてもまた募集すればだれか入ってくる

 

そういった世の中の落ち込ちこみにつけ込んできたのがブラック企業かもしれません。

 

企業自体が余裕がなくなってしまったツケを社員の個人的能力の問題にすり替えられた。

 

ただそれだけなんです。

 

あなたに能力が無いとか、忍耐が足りないとか、そういうことでは無いということです。

映画「ちょっと今から仕事やめてくる」が教えてくれる。辛く働くっておかしいでしょ!

日本は学校教育がそうであるように、元々体育会気質の会社が多いのです。

 

社訓や企業理念や売上目標などを掲げ、命令型指導をすることで教育ができていると思い込んでいる企業がとても多く、その度が過ぎたものがブラック企業ということですね。

 

ですので問題なのは、ブラック企業だけではなく、あなたがよく知っている大手の企業だって同じような体質であることは確率としてとても高いのです。

 

まずそこが見抜けずにブランドだけで選んでしまうから、入社式初日で来なくなってしまう新入社員や、やっとの思いで入社できたにも関わらず、すぐ転職してしまう人が多いという1つの原因になっているのでは無いでしょうか?

 

ここを企業が認めてくれて反省してくれるだけで、日本の社会は一気に明るくなるはずです。

 

四半世紀も景気が良くならないことを政治や若い人のせいにしている場合ではないのです。

 

そして、そもそも論としてとても大事なこと   果たして働くというのは辛くないといけないものなのでしょうか?

 

楽しく働いてはいけないのでしょうか?

 

そんなことを考えさせてくれたのが今回ご紹介する映画「ちょっと今から仕事やめてくる」でした。

 

映画「ちょっと今から仕事やめてくる」

【画像は東宝MOIE公式サイトより】

 

あらすじ

ブラック企業で働く青山隆(工藤阿須加)は、仕事のノルマが厳しく精神的に追い詰められていた。疲労のあまり駅のホームで意識を失い、危うく電車に跳ねられそうになってしまう。

すんでのところで青山を救ったのは、幼馴染みのヤマモト(福士蒼汰)と名乗る男。だが、青山には彼の記憶がまったく無かった

——大阪弁でいつでも爽やかな笑顔をみせる謎の男、ヤマモトと出会ってからというもの、青山は本来の明るさを取り戻し、仕事の成績も次第に上がってゆく。

そんなある日、青山はヤマモトが深刻な表情で墓地行きのバスに乗車するところを見かける。

不審に思った青山がヤマモトについて調べてゆくと、何と3年前に自殺していたことが分かる。

それではヤマモトと名乗る、あの男は一体何者なのか? その真実が明らかとなるラストに、誰もが涙する感動の物語。

 

【あらすじはこちらから引用】

 

この中で吉田鋼太郎さんが結構ひどいパワハラ上司を演じておられるのですが、多少デフォルメされているとはいえ、このような上司は日常茶飯時色んな会社にいると思われます。

 

これは昭和から平成にかけてずっと働き続けていた私の一個人としての感想なのですが、バブル崩壊後体力がなくなった日本の企業は、とにかく会社が生き抜くために人を「作業者」として扱ってきたように思うのです。

 

余裕があった頃は全員が正社員になるのが当たり前でした。

 

終身雇用でしたから、特に男性は一度入った会社には定年まで勤めるという感覚が当たり前です。

 

長きにわたって会社に貢献してくれる人材という感覚で、各部署に配属された後も、先輩が後輩の面倒を見るのが当たり前という感覚があったように思います。

 

当たり前ですよね?

 

年齢的には大人でも、社会人としては赤ちゃんなのですから育てないと死んでしまいます。

 

ですが平成は非正規が増え続け、とにかく目の前の仕事さえ上手くこなしてくれればいいという、付け焼刃な人事配置が当たり前のようになっていったのではないでしょうか?

男気のある上司が激減!人間力の低下が指導力に現れたのが平成の特徴

平成の特徴として、男気のある上司が減ったなぁというのが、バブル世代の私の感想です。

 

これはトレンディドラマなんかを見ているとよくわかるのですが、昔の上司ってカッコよかったんですよね。

 

私は高校を卒業して就職した後、1年ちょっとで退職届を出したのですが、その時の上司はすぐに辞表を受け取ってくれませんでした。

 

上京するという私に

 

「なぜ東京に行きたいんだ?」

「仕事が嫌なら配属先を変えることも掛け合ってみるよ」

 

と言って下さったり、私の決意が固いと知った時には、東京の求人誌やアパート情報誌まで取り寄せて下さったりしました。

 

時代だったなぁって思いますが、人間味がありますよね?

 

その方だけでは無くて、全体的に会社が人に対して優しかったんです。

 

それなのに、平成はこういう優しさがどんどん無くなっていきました。

 

会社が人を育てることはしない。

出来る出来ないは自分で考えて動いてくれ。

目標に達成ないのはお前に能力がないからだ。

先輩はできているのになぜお前ができないんだ?

 

こういうことをあからさまに言う上司も、映画の中だけではなくきっと現実にもいることでしょう。

 

そんな中、主人公の青山も追い詰められて自殺を考えるようになります。

 

でも、これ、よーく見返してみて下さい。

 

本当は上司に指導力がないだけなんです。

 

 

今までも脳と心のしくみについてお話をしてきましたが、人はポジティブな言葉を投げかけられれば元気が出ますし、ネガティブな言葉を投げかけられれば精神的にしんどくなります。

 

もしここに登場する上司がそういった脳と心のしくみを知っていれば、主人公が追い詰められるようなことにはならないわけです。

 

最終的に上司の目的は営業ノルマを達成したいだけです。

 

自分の手柄にして順調にノルマをこなしてくれる部下さえいてくれればいい。

 

それが彼の目的です。

 

人材育成なんて微塵も頭にありません。

 

なので、映画の中ではトップの営業成績を誇る女性社員をかわいがり、比較して主人公を罵倒する、それしかやっていません 。

 

そんなことで仕事が取れるようになるのであれば、上司に叱責なんかされなくても主人公の力で何とか出来るのです。

 

人を追い詰める=教育   これは主人公が悪いのではなく、そう思い込んでいる上司が無能なだけなのです。

日本の企業に必要なのは教育の方向性を変えること。命令型教育はなんの教育にもなっていない

今、日本の企業が一番にやらなければならないこと。

 

それは命令形教育を廃止することです。

 

脳と心のしくみを勉強し、どうやったら人間はその人の持っている能力を最大限に発揮できるのかを企業がもう一度考え直すべき時に来ているんです。

 

若い世代が減り、ニートと呼ばれ自ら働くことを社会参加することを放棄している人たちだけが問題なのではありません。

 

企業が気にするべきは早期退職する社員ではなく、早期退職させてしまう上司の人間力を上げていくことなんです。

 

命令だけしてもその人の本音が違うところにあれば、結局その人の本来のパワーを引き出せていないんですね。

 

そこに気が付けた企業が増えれば、いろんなことが変わってきます。   自発力を育てる指導方法。令和に求められるのはこれです。

映画「ちょっと今から仕事やめてくる」が教えてくれる。働くって生きること

映画の中で、追い詰められた主人公を常に支え、励ましてくれるのが福士蒼汰さん演じるヤマモトです。

 

追い詰められた主人公がビルの屋上に立って飛び下りそうになった時、「命と会社、どっちを捨てるのがお前にとっては楽なのか?」とヤマモトは問いかけます。

 

それまでも、主人公は「会社辞めたら食べていけないし、将来結婚とか家族持つこと考えたら正社員のほうがいいに決まってるし」と答えていました。

 

それに対し、ヤマモトは「今、彼女もいないのに、順番がおかしいだろ」と返します。

 

この会話が全てを物語っているのですが、見えない将来とか、会社員ってこんなものだとか、怒られる自分が無能なんだとか、主人公の中に悪い刷り込みがあるんですね。

 

その刷り込みが正しいものとして、目の前の選択肢に答えを出そうとするから誤った方向に行ってしまうのです。

 

いじめもそうなのですが、日本の不思議なところは、精神的に追い詰められた人にその原因や理由を確認しようとするのですが、そもそもこれだけ多くの人が自ら命を立ってしまうのは、個人の問題では無いのではないでしょうか?

 

人間の本質を学ばず、命令型教育で統一的な価値観を植え付ければ成果が出ると思い込んできた、「日本の考え方」そのものに問題があるのです。

 

仕事とは1日の半分近くを費やすものです。

 

70歳まで働くことがもし本当に必要なのであれば、生活のためだけなんて言っていたら息が詰まるのは当たり前です。

 

日本でもようやく投資家と呼ばれる人たちが増えつつあり、若い人たちは起業して新しいビジネスにどんどん挑戦しています。

 

一昔前にベンチャー企業という言葉が流行りましたが、あれはどちらかというとやはり売上重視だったように思います。

 

ですが、ここのところ生まれているビジネスというのは、「社会貢献ができるか」というところがポイントになっていることが多くなってきています。

 

社会貢献

 

会社である以上利益を追求するのは当然のことですが、金金金という時代はもう終わろうとしているのです。

 

利益だけではなく、売上だけではなく、そこに一緒に働く楽しさであったり、誰かの役に立つ楽しさであったり、人間が当たり前に幸せを感じる共栄共存の精神をもたらすビジネスが、これからはきっと増えていきます。

 

人は自分が好きなこと得意なことを可能な限りいかして、社会の役に立って、お金以外の精神的満足を得た時、本当の働く意味を感じることができるのです。

 

時代はどんどん変わっていきます。

 

だからこそ過去に縛られることなく、常に常に心地よい情報を探し続けて、あなたの生きやすさにプラスをして行ってください。

 

働くって生きることです。   あなたの人生にプラスになるべき働き方を探してください。

 

それが令和の新しい、正しい働き方です。

 

主人公は会社を辞め、外に出て横断歩道を渡る時、スキップをします。

 

その顔はとても晴れ晴れと生き生きしてとても印象的でした。

 

会社が辛くなっている方、転職を考えている方は、情報に流されるのではなく、あなたにとって必要な情報だけを取り入れて自分に合った働き方を見つけてくださいね。

 

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本日はここまでです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

まとめ

1.ブラック企業はなぜ増えた?その歴史と理由を知れば無碍に自分を卑下する必要はない

2.映画「ちょっと今から仕事やめてくる」が教えてくれる。楽しくない会社が多いのは、あなたでは無く、会社の方向性が間違っているから

3.命令型教育に不快感を感じるのは当たり前。これからのビジネスはシェアの時代

4.生活のためでは無く、あなたの人生にプラスになるべき働き方が幸な働き方

5.人は自分が好きなこと得意なことを可能な限りいかして、社会の役に立って、お金以外の精神的満足を得た時、本当の働く意味を感じることができる

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