心をはぐくむ演劇教育じぶんクリエーションアカデミー

コミュニケーション能力が高くない人間は人間じゃない?!コミュ力について改めて考えてみる

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心をはぐくむ演劇教育 じぶんクリエーションアカデミー
冨永真佑(とみながまゆ)です。

 

「コミュニケーション能力」についていろいろ言われるようになってずいぶんな年月が経ちます。

 

コミュニケーション能力を向上させる〇〇つの方法とか、コミュニケーション能力の高い人の特徴とか、検索するとたくさん出てきますよね?

 

コミュニケーション能力認定協会なんてあるのには、少しびっくりしてしまいました。

 

 

人に話しかけるのが苦手で、学生の頃から、挨拶と返事くらいしかできずに、浮いている ように感じます。

 

仕事でわからないことがあっても、人に聞くということができずに、 誰にも話しかけられずにミスをしてしまいます。

 

上司からは、なんで聞かないなんだ!と怒られてばかりです。

 

聞かないんではなく、聞けないのに、私の悩みを上司や同僚誰もわかってくれない!」

 

コミュニケションを取りたいとは思いながら、なかなか取れない人は、実は強い痛みを抱えています。

 

社会ではそんなコミュニケーション能力がない人に対して、コミュニケーション能力を高めろ!と言います。

 

実際は、それができないから困っているのに。。。

 

自分はコミュ力が低いとか、低いとダメなんでしょうか?とか、そもそもコミュ力ってなんですか?とか…

 

真剣に悩んでいる方がたくさんいらっしゃるようです。

 

まるで、コミュニケーション能力が無いと人間失格みたいに…

 

今日は、コミュニケーション能力について、改めて考えてみようと思います。

 

 

長文を読むのが苦手な方は、こちらの動画でどうぞ

 

現代の若者に足りないもの。それはコミュ力?だけじゃない、語彙力も!

コミュニケーション能力と検索してみると、Wikipediaではこんな風に出てきました。

 

コミュニケーションはラテン語: communicatioに由来しており、「分かち合うこと」を意味している。

「コミュニケーション能力」という表現は様々な用いられ方をしており、以下のような意味で使われることが多い。

 

1.感情を互いに理解しあい、意味を互いに理解しあう能力。感情面に気を配って、意味をわかちあい、信頼関係を築いてゆく能力。

2.非言語的な要素(相手の表情、眼の動き、沈黙、場の空気など)に十分に注意を払うことで、相手の気持ちを推察する能力(非言語コミュニケーション)
3.上記の非言語的な要素により知った相手の気持ちを尊重して、相手に不快感を与えないタイミングや表現で、自分の感情や意思を相手に伝える能力
4.意思疎通、協調性、自己表現能力
5.社会技能(ソーシャルスキル)。暗黙知。
6.上手にコミュニケーションを行うための体系づけられた知識、技術(コミュニケーションスキル)
7.合意(コンセンサス)形成能力
8.「論理的コミュニケーション能力」(自己の考えを論理的に明確に、相手に表現する能力)
9.会話のキャッチボールを上手く行える能力

 

うわぁ!大変です!

 

今更ですが、こんなにいろいろあるんですね!

 

さらに、

 

企業が求人広告等で応募者に要求している「コミュニケーション能力」は、ビジネスシーンにおいて発揮が期待される精選された「折衝能力」「交渉能力」「説得能力」を指しており、必ずしも対人コミュニケーション一般を円滑におこなうスキルをもって満足するものではない

 

とあります。

 

 

要約すると、

 

コミュニケーション能力とは、

「対人的なやり取りにおいて、お互いの意思疎通をスムーズにするための能力」のこと。

家庭、学校、職場、社会といったあらゆるシーンで、他人との人間関係を円滑に構築するために非常に重要な能力

 

です。

 

 

でも、企業が求めているのは、

「折衝能力」「交渉能力」「説得能力」を指しており、必ずしも対人コミュニケーション一般を円滑に行うスキルを持って満足するものではない。

 

ということらしいです。

 

ん?

 

違い…わかりますか?

 

 

難しいことではありません。

 

企業が言うところのコミュニケーション能力とは、上司や周りの社員、さらに顧客等の指示や会話を正確に理解する能力。

自分の考えを上司や周りの社員、顧客等に正確に伝える能力

 

です。

 

まずは、相手が言っていることがくみ取れるか?

自分の言いたいことが相手に伝わるか?

 

これはキャッチボールにはまだなっていないですよね?

 

相手、もしくはあなた、どちらか一方からの情報です。

 

 

これって、コミュニケーション能力ではなくて、「語彙力(ボキャブラリー力)」の問題ですね!

 

会話をするのに、会話の元になっている「言葉」を知らなければ、そもそも話すことすらできません。

 

相手の会話の中で

「ん?それなんですか?」

 

 

と意味が分からない言葉が出て来た時に、

 

①その場ですぐ

「すみません。〇〇って何ですか?」

と聞く

 

②本当はわからないけれど、わかったふりをして相槌を打ってごまかす

 

③黙り込んでしまって会話が続かなくなる

 

のような対応の部分がコミュニケーション能力だと思います。

 

ですが、コミュニケーション能力が劣っていると、相手の言った意味を理解していないということ、そして自分の話しが相手に伝わっていないと言うことすら自分でわからない。

 

 

①②③のどこまでならコミュ力不足と言われず、どれならコミュ力不足なのか?

 

ネット上で悩んでいる方は、それを知りたがっているのだと思います。

 

悩んだって答えなんかない。臨機応変力は体感して磨くもの

コミュニケーション能力が低い、自己肯定感が低い。

 

自分でそう思い込んでしまっている人ほど、自分に自信の無い人ほど、これらを気にしてしまうので、余計に人と関わるのがしんどくなってしまうのです。

 

悪循環ですね。

 

私も本当にそうでした。

 

まず、自分は語彙力が足りないのか?コミュ力が足りないのか?

 

語彙力を増やすなら、本を読んだり、文章を読む量をまずは増やして知らない言葉が出来てたら調べることが必要です。

 

こればかりは、やらないと増えません。

 

 

企業が求めている「折衝能力」「交渉能力」「説得能力」はコミュニケーション能力よりもっと高い能力のことです。

 

 

相手と仲良くなるとか、親しくなるとかよりももっと高い位置で、相手を納得させる能力。

 

相手に

「わかりました。ではそれで。」

 

と言わせる能力です。

 

 

「それは余計に難しいよ」と思われるかも知れませんが、相手も人間だと言うことをまずは理解しましょう。

 

語彙力も、コミュ力も無いと思ったら、まずは人の話しをしっかり聞いて、相槌を打つ。

時々笑顔になってみる。

 

など、今の自分にできる精一杯の動きを取り入れてみるのです。

 

これが、ノンバーバルコミュニケーション

 

です。

 

 

言葉であたふたするよりも、とりあえずにっこりする。

 

それだけでも、印象はずいぶん変わります。

 

ああ、この人なら話しやすそうだ。

 

まず、こう思ってもらわないと、コミュニケーションなんて先には進めません。

 

それが人間の感情というものです。

 

その時に、わからないことはわからないと聞きなおせば、相手もよほど意地悪な人で無い限り、もう一度教えてくれるでしょう。

 

取引先の人で失礼になりそうな場合は、とにかく聞き役に回る。

 

何となく相性が合うとか、相手があなたのどこを見て行為を持ってくれるかも人それぞれ。

 

正解など無いのです。

 

これは「臨機応変能力」が必要だということです。

 

 

対して、コミュニケーション能力は、人が投げた言葉というボールをどう受け止めて投げ返すのか?のキャッチボールです。

 

先ほどの例を取ると、わからないと思った時に、①②③のどれが正しいのか?ということですね。

 

 

答えはありません。

 

TOPにもよりますし、仕事相手なのか?友達相手なのか?家族なのか?

 

親密度でも変わります。

 

ただ、その時に、聞き方というものがあります。

 

明るくカラっと笑って

「わかんないんですぅ、エヘヘ」

 

というのも聞き方ですし、

 

「こんな言葉も知らなくてすみません。」

とまじめに正直に聞くのもアリだと思います。

 

悩んでいても答えなんて出ないんですね。

 

 

今は誰も信じてくれませんが、私も昔は人が怖くて怖くて仕方がありませんでした。

 

自分の一言一言が相手にどう捉えられるのか?ものすごーく気にしていました。

 

自分の発言する一言一言すべてに「大丈夫かな?大丈夫かな?」とびくびくしていたんです。

 

 

でも、自分は同じ発言をしても、反応は人によりけりなんだ、気にしだすとキリがないんだと思い始めてから、そういうのを全部やめました。

 

仕事上は、もちろん最低限の努力は必要ですが、プライベートならストレスで死んじゃいます。

 

人の反応や評価などいちいち気にせず、振り回されず、毎日毎日感じたことを自分なりに分析して、良いことは取り入れ、不要なことは気にしない、「取捨選択能力」が必要だと言うことです。

 

言葉にがんじがらめにならず、感情で表現しよう!非言語のメッセージが人の印象の9割を決める

相手も人間ですから、その人の人間力というものがまずあって、あなたのどこに好感ポイントを持つかは、その人の好みなのでわかりません。

 

大事なのは、

「素(す)のあなた」

「無理しないあなた」

を好きでいてくれる人を大事にしながら、自分を肯定していくことです。

 

今日のことについて、ぜひ読んでいただきたいおすすめの絵本がありますよ!

 

 

マックス・ルケードという方が書いた「たいせつなきみ」という絵本です。

コミュ力に悩んでいる人、自己肯定感が持てなくて悩んでいる人が主人公のような絵本です。

 

さあ、お話の最後はどうなるか?

ぜひご自身で読んでみてください。

 

なかなか難しいことですし、時間のかかることではありますが、できない自分をどうにかしなくちゃ!ではなく、できる自分を探して、まずは自己肯定感を感じられる事柄を増やしていくことです。

 

そして、Wikipediaにずらーっと並んでいたことは、すべて「演劇」で鍛えられるのです。

 

特に、

2.相手の気持ちを推察する能力(非言語コミュニケーション)

4.意思疎通、協調性、自己表現能力

9.会話のキャッチボールを上手く行える能力

 

この辺りは、演劇の中で当たり前に必要になってくることです。

 

語彙力の弱い人は、SNSの使用を少し控えて、文章を組み立てて人に伝えることを意識してみましょう!

子供のころから短文になれている若い方には少し長い目で努力が必要です。

 

けれど、役という演技をする場合、

身振り手振り、表情、感情の動き、相手とのセリフのキャッチボール

 

など、否が応でも鍛えられます。

 

そして、自分の中に眠っている感情を引っ張り出す訓練をしていれば、自己肯定感も本当に上がってきます。

 

まずは、自分の感情を出すことです。

 

頭ではなく、からだで感じる。心で感じる。

 

役を通して、同じようなことで悩んでいる人って世の中にいっぱいいるな。自分だけじゃないな。

人間ってこういうものなんだな。

 

と、良質な脚本はその人間臭さを教えてくれるからです。

 

今いるコミュニティーで自分らしさが出せないのであれば、それを出せる場所を作ればいい。

 

じぶクリはあなたにとってそういう場所になりたいと思っています。

 

 

じぶクリは来年度の開校を前に体験ワークショップを行います。

 

年内、入会金0円キャンペーン中です。

ワークショップのご参加をお待ちしております!

 

 

本日はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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