心をはぐくむ演劇教育じぶんクリエーションアカデミー

【シニア演劇のススメ!】ドラマ「黄昏流星群」から学ぶシニア世代の心豊かな生き方とは?

  • 最終更新日:

この記事は6分で読めます


心をはぐくむ演劇教育 じぶんクリエーションアカデミー

冨永真佑(とみながまゆ)です。

 

前回、ドラマ「大恋愛」を用いて自分らしい正直な生き方の重要性についてお話をしましたが、今回もドラマを用いたお話しです。

 

前回は、20代、30代、40代の方に向けての記事でしたが、今回は50代以降のシニア世代の方へ向けたお話しです。

 

その前に…

 

あなたは「シニア演劇」という言葉を聞いたことがありますか?

 

今、若いころに特別観劇が好きだったわけでもなく、演技をしたことも無いシニア世代が、シニア演劇を始めることにより、今まで感じたことも無いほどの充実を感じ、満面の笑みで日々を過ごされる方が増えています。

 

シニア世代と言えば、現在フジTV 木曜22時から放送中のドラマ「黄昏流星群」

 

【この記事でのドラマに関しての画像はすべて黄昏流星群から引用しています】

 

こちらは前回ご紹介した大恋愛とは違い、シニア世代の恋愛を描いたドラマですが、バブル全盛期の元気な日本を知っている50代以上の方には見ごたえのあるドラマになっています。

 

会社のために。家族のために。

 

一生懸命働き、老後は豊かで自由な人生を…

 

バブル崩壊が無ければ、それは夢物語ではなく、現実に起こるはずだったかも知れないシニア世代

 

長い人生だからこそ、豊かに生きることの難しさ、悩み、迷いから生まれる新しい生き方をこのドラマは教えてくれています。

 

今日は、日本の経済を本当の意味で支えて来たシニア世代の方々に、「老いてもさらに心豊かに生き方とは何か?」を一緒に考えていただければと思います。

 

24時間戦えますか?を地で行っていたシニア世代。足を止めふと考えさせられる自分の人生

ドラマ「黄昏流星群」は50代を代表するイケメン俳優 佐々木蔵之介さん主演の大人の恋愛ドラマです。

 

4話が終わり、これからどんどん複雑に入り乱れたお話しになっていく様子。

 

見たことない!とおっしゃる方はまず、あらすじをどうぞ。

主人公の瀧沢完治は、大手銀行に務めるエリート会社員。

家族よりも仕事、出世という典型的な会社人間。30年間、銀行に忠誠をつくし、そろそろ本社への栄転を、と夢みていたある日、突然 系列会社への出向という肩たたきにあう。

仕事一筋で生きてきた完治は「この三十年間、自分は一体なにをしてきたのだろう?」と人生に疑問をもつ。

疲れた完治は学生の頃の趣味であった登山を思い出し、休暇をとり、スイスへの一人旅に出ることを決めるのであった。

スイスのマッターホルンー

吹雪の悪天候の中、頂上に向かうロープウェイに乗るようなもの好きな観光客は自分くらいだろうと、完治が思っていると 優雅で品のある熟年の日本人女性目黒栞に出会う。

意気投合した二人はその夜食事を共にし、その流れで完治の部屋で飲みなおすことに…

仕事一筋 52歳 中年

魅力ある女性と部屋で二人きり

慣れないシチュエーションに 舞い上がった完治は、誤ったタイミングで栞に迫っていまい、楽しかった夜を台無しに、彼女とはそれっきりとなってしまう。

 

原作は東京ラブストーリで有名な柴門ふみさんのご主人であり、「島耕作」で有名な弘兼憲史(ひろがねけんし)さんの漫画です。

 

 

だから主人公の名前が東京ラブストーリーと同じ完治(かんじ)なの?!というのは今日は横に置いておき…

 

 

人生いくつになっても迷うもの。

 

50代だってもちろんそうで、家庭があっても恋愛するし、人生って常に悩みの連続なんだなぁということをリアルに考えさせてくれる、大人のラブストーリーになっています。

 

 

主人公はエリート銀行員ですが、バブル時代は超花形の職業でしたからね。

 

その後の合併に次ぐ合併。

 

リストラや出向の嵐は、当時は予想すらできませんでした。

 

確実に出世し、会社に生涯を預けることで安定した生活が手に入れらえる…

 

50代は、そう信じていた最後の世代です。

 

それがドラマでは「出向」という形で裏切られ、主人公は真剣に自分の人生を考え始めます。

 

人生に答えなんてない。臨機応変な軌道修正が必要をリアルに実感する大人たち

人間と言うのは贅沢な生き物で、手に入らない状態のものが手に入ると、その時は幸せを感じますが、時間の経過とともに色あせ、隣の畑が良く見えてしまうものですよね?

 

本店栄転の予感からまさかの出向になった主人公 完治の荒れぶりは、バブル世代の方々はたくさん感じてきた想いでは無いかと思います。

 

今でこそ、人手不足、70歳まで働きましょう!と働き方改革も打ち出されましたが、ちょっと前まではリストラ対象だった世代です。

 

ドラマでは定年までのあと10年、サラリーマンとしてどう生きるか?という完治の悩みも出てきますが、実際には20年くらい何かしら働くことになるのがこれからのシニア世代。

 

「若い時代に大手で頑張って働けば安泰した老後が待っている」

 

と教えられてきた50代の方の中には、話が違い過ぎる!

 

と、これからの生き方に迷いを感じていらっしゃる方も多いのでは無いでしょうか。

 

時代の変遷とともに、人生の軌道修正は誰にでも必要。

 

そんなことを学校でも家庭でも教えて貰っていたら、ずいぶんと違っていたように思うのですが、いかがでしょうか。

 

 

50代はまさに、学力重視!高学歴かどうかが人生の明暗を分ける!

 

と教えられてきましたよね?

 

それが普通と思って、正しいと思っていると、ふと立ち止まらざるを得ない、誰しもが当然起こりうる迷いに繋がってしまう…

 

このドラマはそんなことを感じさせてくれます。

 

完治と恋に落ちる目黒栞(演:黒木瞳さん)は20代から両親の介護に人生を費やし、独り身の寂しさや老いへの虚しさと戦っていますし、なんだか本当に20代の頃に教えて貰った未来はどこにも無い!

 

というのを痛感するのが50代です。

容姿は老いても心は別!シニア演劇で得られる今まで感じたことの無い充実感と満面の笑み

そんな中、「シニア演劇」に人生の充実を見出していらっしゃる方々が増えているのをあなたはご存知でしょうか。

 

【参考サイト】

NPO法人 シニア演劇ネットワーク

 

地方はまだまだですが、東京、大阪を中心にシニア劇団は全国に100近くあるそうです。

 

そんなシニア演劇の代表格がこちら

 

かんじゅく座

 

です。

 

2006年の旗揚げから、現在も継続的に公演を打っていらっしゃいます。

 

 

こちらの写真もそうですが、HPのスライド画像。

 

どれも生き生きとしたお写真が動いてますよね?

 

「かんじゅく座」とはよく考えられたネーミングです^^

 

 

「演劇」は人生の投影です。

 

苦しかったことや辛かったこと。

自分の中に溜まっていた想い。

 

こういったものをすべて役に投影することで、自分の人生を肯定しながら、リアルに体験した経験を、観劇下さるお客様に届けることで、同じ悩み、苦しみを持つ方々に勇気や希望与えていらっしゃるのです。

 

内側に溜まった想いを吐き出すには2つの考え方がある。どちらの考えで吐き出すかが人生の豊かさを決める

内側に溜まった想いを吐き出す

 

これはストレス発散のためにはとても重要なことです。

 

けれど、この行為には2種類あると私は考えています。

 

この2種類、何かわかりますか?

 

1つは、後悔や諦め。誰かにわかって欲しいという承認欲求。

けれど、そこから抜け出すことは無く、いつまでも同じところに留まって、自分の人生を否定的に考えてしまう吐き出し方。

 

2つ目は、その逆です。

すべてを肯定的に受け止め、自分の経験、体験を、同じ道を通ろうとしている方たちに役立てるため、また自身の人生はこれで良かったのだと、自分で自分の背中を押すため、あえて恥ずかしいことや本音もどんどん人に伝えていく吐き出し方。

 

あなたの今の吐き出し方はどちらですか?

 

ドラマに出てくる完治の恋人、目黒栞は4話終了の時点では1つ目です。

 

一人娘の栞は、20代は倒れた父親の介護に追われ、やっと終わったと思ったら、今度は母親が認知症。

 

ボケてしまった母親は自分の娘のことがわからなくなってしまい、

 

「あなたご結婚は?」

「綺麗なのに勿体ない」

 

などと、「誰のせいでこうなってるのよ!」

 

と言いたくなるようなグサグサした言葉を浴びせかけられます。

 

「自分の人生はなんなのだろう?このまま年老いて行ってしまうだけなのか?」

 

そんなセリフも登場します。

 

 

人生に経験出来ることは人それぞれ。

 

これを2つ目の考え方に持っていけるようになるには、いろんなことを手放し、自分を肯定してくのが一番早いと今は言えるようになりましたが、私もなかなか肯定できない時代が本当に長かったです。

 

そんな風に想いながらこのドラマを見ると、またまた恋愛ドラマだけで終わらない違った見方ができたりします^^

 

人生を肯定させる近道は、誰かの役に立つこと。アマチュア演劇でもそれは十分に可能

私の知人に、40年間教壇に立たれ、今も非常勤講師をしながらずっと演劇に携わっていらっしゃる方がおられます。

 

教職は非常にストレスの多い職業らしく、ストレス解消のために酒量が増え、体を壊す方も大勢いらっしゃるとか。

 

自分がなんとかやってこれたのは、すべて「演劇」のおかげだとその方はおっしゃいます。

 

見る側でも演じる側でも、「演劇」に癒され、「演劇」に救われてきたと、今も教鞭を取る時間以外は、すべて演劇活動に使っていらっしゃるくらいです。

 

このような市民活動レベルのシニア演劇は、今、ひそかなブームです。

 

人生の悩み、迷いに年齢は関係ない。

 

むしろせきららに想いを告げることが、

 

「私も!私も!」

 

普段は口にすることの無い方々の胸を打ち、多くの方の役に立つことが出来るのです。

 

自分の人生をすべて肯定的に受け入れ、満足と納得のいく最期を迎える。

 

シニア演劇は、人生の総仕上げという大演出の大役を、お一人お一人が感じながら行えるもの。

 

だから、喜びもひとしお!

 

だからこそ、このような笑顔に繋がるのでは無いでしょうか?

 

想いを吐き出す。人生を肯定する。

 

そこに満足や幸せが見えて来た時、どんな人生でもキラキラと輝かせていけるのだなぁとシニア演劇は教えてくれるのです。

 

あなたもシニア演劇を始めてみませんか?

 

 

じぶクリは来年度の開校を前に体験ワークショップを行います。

 

年内、入会金0円キャンペーン中です。

ワークショップのご参加をお待ちしております!

 

社会人の方は年齢制限はありません!

 

シニアの方、大歓迎です!

 

本日はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ファンメイクシアター

公式LINE@

RETURN TOP