このブログは2020.9.10にYouTubeにアップしたものの文字起こししたものです。
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はい、皆さんこんにちは、冨永真佑です。
今日はね、また教育についての話をしてみたいと思います。
目次
日本が大事にする「集団」って何だ?同調とチームワークの違いはとても大きい
日本人がとにかく国民性、アジア全体にそうなのかもしれませんけれども、集団をとにかく大事にする国なんですよね。
みんなが本当に同じ方向を向いていて、同じ志で納得がいけば何の問題もない素晴らしいことだと思いますし、すごい理想だと思うんですけれども、日本のいわゆる集団ってそっちじゃないんですよね。
何が違うのかって言うと、単純に命令とか場の空気に従うことが集団行動だと思っている感じが私はすごくしてしまいます。
チームワークっていうのは、誰かリーダーになる人がいて、そのリーダーの人柄がすごく影響するので、その人柄が素晴らしければみんながね、納得してついていけるじゃないですか?
でもその人自身が「何この人?」みたいな人になるともうそれだけで和なんて最初から存在しないんですよ。
なので、会社の上司の人に対して愚痴とか不平とか不満とか文句みたいなのってどうしても会社って生まれてきてしまうのは、上司だからって別に素晴らしい人なわけじゃないのと、日本はとにかく心の教育ってものを本当にしない国なんですよね。
人の心に鈍感な人が増えたのは情操教育の欠落。感情を育てよう
ただ私が子供の頃は、まだねテレビ番組で例えば「日本昔話」とか「世界名作劇場」とか子供の頃からもっと子供の感情、情操教育につながるような物語で感情を伝えていくような番組がたくさんあったんですよ。
でもだんだん、そうですね…
私が中学生位からかな?アニメの主流が変わってきて、どっちかって言うと文化的なことよりも中身が薄いんだけど、何か面白いよね?みたいなものが増えてきたり、だんだん今の形に近くなって来ちゃったんですよね。
なので何かを見ていても特に奥が深くないというか、得るものが少ないというか…
絵もだんだん2次元から今度3次元とか…
どんどん立体化してきて、余計人間味みたいなものを感じられなくなるというか…
前回、脳のお話をしたんですけど、ほんとに人間って脳に何を与えられるかで変わってくるんですよ、同じ人だったとしても。
伝わりますかね?
その人本来の持っている、もともと生まれてきた赤ちゃんの時に生まれ持ってきた感覚とか…
そういうものを環境で変えれてしまうと、本当に大きいんですよ。
心を磨いたり、心を研ぎすませるって言うことを子供のうちからやっておくと、感受性がすごく豊かな子になって、とってもいい子に育つんですよね。
でも小さい頃からとにかく勉強すること
いい教育を受けるって
お受験とかそうじゃないですか?
幼稚園児とかね。そんな小さいうちに何を基準に選ぶのか知りませんけど
別に上も下もないと思うんですけど
何かそういういいところに入れようと思うことで一生懸命勉強させてできる子が正しいとか
日本のそういう教育システムはもう私は機能しなくなってきてると思うんですね
そんなことよりは心豊かに生きていくって言う事
日本の教育は世界的に見て時代遅れ。新時代の教育を考える時が来ている
前回、左脳右脳の話をしたんですけれども、実はですね。モンテッソーリ教育というのがありまして
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将棋の高校生で、すごくタイトルをたくさん取る藤井さんっていますよね?
彼がですね、そのモンテッソーリ教育を幼少期から受けてたんですよ。
ただ日本には実はそんなにモンテッソーリ教育をやっている学校はまだまだ少なかったり、割と小さい頃からどうも受けないといけないって言う決まりがあるらしくて、あまり日本では知られていなかったり、有名ではないので受けている人がそもそも少ないんですけれども
何が違うのかって言うと、小さい頃…小さい頃というか赤ちゃんの頃から手先をとにかく使うことをするんですよ。
そうすると手先を使うと何がいいのかって言うと、脳にすごく刺激を与えるんですよね。
そう。
すごくカラフルな専門のおもちゃがあるんです、それ用の
すごくカラフルなものとか色とか形がいろんなものがあったり。
それを自分で組み立てたり、組み立てたり壊してみたり
もういいも悪いも無いんですよ
「好きなようにやっていいよ」って言う教育をする。
そうすると、自分で自分の感覚で創造するって言う力がついていくんですよね。
これから若い人たちがどんどん日本は減っていって高齢化社会に突入していくよって言う、もう3人に1人がお年寄りって言う、すごい時代を今これから日本を迎える中で、
若者がね、元気がないとか、将来に希望が見出せないとか、生きる意味がわからないとか…
そういうこと言い始めてしまうと、悲しくなりますよね、単純に
それはとにかく心を育てたり、なんかこう…1つの方向に向いていかないとダメみたいな教育を、日本は本当にし過ぎてしまったんだなーって、私は感じていて。
別にね、人に恐ろしく迷惑をかける事さえしなければ、あとは本人の自由なんだと思うんですよね、やっぱり。
これからは日本でもフリーランスが増えてくる。柔軟な発想とスキルが求められる時代
アメリカは今年2020年までにフリーランスを半分ぐらい、人口の半分ぐらいにする。
ちょっとコロナで計画が変わってしまったので、どうなるか分からないんですけどとにかく企業戦士ではなくて、フリーランスを増やしていこうってやってたわけですよ。
フリーランスって何かって言うと、自分で仕事をとって来なければならない、いわゆる自営業になりますよね?
日本人って逆に9割会社に勤める人みたいなんですよ。
でも、会社に体力がなくなったり、会社が倒産するとその人たちは路頭に迷う。
自分で考えて自分で生きていく力って言うものは、多かれ少なかれ、必要になるかどうかは別として、多かれ少なかれ意識の頭の片隅に置いとかないといけないと思うんですよ。
日本ってそういうこと全く考えを教えないんですよね。
受験のための勉強しかしてないから。
日本って大学出て社会に入ってからいきなり3ヶ月で辞める新卒の若者とか、もう入社式当日で来なくなるとか
そんな現実だって私、知らなかったんでって、辞めちゃう人が増えるわけじゃないですか?
それはすごくもったいないことなので。
私は、本当にそうですね…大学時代とか海外に留学できたり、アルバイトも日本の中ではなくて、もっと何かそうですね…社会貢献につながるような、ボランティア活動をやったり。
視野思考を広げておくって事は、凄く大事なことだと思うんですよ。
なんかね檻の中というか、枠の中と言うか
それをずっとハムスターの檻のあるじゃないですか?からからからって回ってる。
あれの中に入れさせられるような生き方がずっと正しい生き方だと刷り込まれているような気がして、すごく嫌だなぁって思っちゃうんですよね。
私はやっぱり芸能芸術が好きな人間なので、ちょっと普通の感覚の方よりはフリーすぎる、自由すぎるのかもしれないですけど
でもなんかやっぱりこれだけ生きづらい人が増えてしまうと、日本が目指している、日本が正しいと思っている事は私はやっぱり違うんじゃないかなって思うわけです。
命令型教育に洗脳されるな。指導力の低さにストレスを抱える必要なし
なんでそういう教育ばっかり日本はしたがるかって言うと楽なんですよ。
誰が楽かって上に立つ人が。
下があまり何も考えないで、
「分りました、分りました」
って言っていれば命令するのはとても楽なんですよね。
それがモンテッソーリ教育を教えてらっしゃる先生たちは、普通の幼稚園とか保育園…日本の
子供たちに「あれはだめよ、それはだめよ、これはこうしなきゃだめよ」
って先生がほんとに頭細かく指導するんですけど、モンテッソーリ教育はそういうことをしないんだと。
もうとにかく好きにやらせてあげて、子供が例えば積み木が好きって言って朝から晩までずっと積み木をしてる子だったらずっと積み木をさせる。
鉄棒で遊ぶのが好きな子だったらずっと鉄棒させる。
その子が「もういい、飽きた、やめる。違うことする」
って言うまでは本当にその子の好きなことをやらせるそうなんですね。
才能っていうのはこういうところから生まれると思うんですよ。
広く浅くいろんなことを勉強したって人間って使わないことは忘れます。
だから学校の勉強って受験のためだけなので受験終わっちゃうともう使わないんですよ、はっきり言って。
難しいことをせっかく覚えても、結局生き方に直結していないとか、仕事で要求されることがないので忘れてしまいましたみたいな
やっぱりそういうのはもったいない。
こういう事は、ほんとにテレビ見てても発信ってほぼほぼないですし。
やっぱりこういうYouTubeとかSNSで、日本の教育っておかしいんじゃない?って言う疑問の声を投げかけている専門家の方とか、教育関係者の方って増えてきているんですよ。
ロボットにできることと人間じゃないとできないこと。この二極化が未来に繋がっていく
私は演劇って言うものをやっているので、感情…
最近はどんなサービスもマニュアル化されて本当に感情がないなぁって
例えばお客様センターとかに何かわかんないことがあって電話したりするじゃないですか?
最近は人件費削減でメール対応しかしない会社も増えてきたりチャットとかね。
それは確かに便利は良いかもしれないんですけど。
人って話をして、その人の声とか喋り方、口調
ニュアンスで感じ取れるものがあるものってあるじゃないですか?
このお客さん今怒ってるなぁとか、こういうことがあったから怒っちゃったんだなぁとか…
そんなことっていうのは、会話した方が早いんですよ。
メール何かでやり取りするより、チャットなんかやるよりも。
やっぱりこういう人間らしさって言うものが、今も本当に世の中からどんどん削除されていく。
割愛されていく感じが私はしてしまってね、子供時代にそういうのが当たり前になってしまうと、そういう人たちが大人になると、人の気持ちがわからないロボットみたいな人間が増えちゃうんじゃないか?っていうのがすごく心配だったりします。
なのでちょっとね、日本の教育は私はお勧めができなくて、本当にあなたがそこにね、引っかかるものを感じているのであれば、なんかとにかくうまく言えないんですけど、違う方法で…
要は最終的には大人になって自分が好きな職業で食べていけばいいだけなんですよ。
これからは自分で選択肢を増やす時代。会社の仕事は基本的につまらないから
それは必ずしも会社に就職することではないし、むしろこれから本当に「個人の時代」
個人で稼ぐってどうしたらいいんだろう?どうしたらそれができるんだろう?
でもね、それは例えばそうですね…キングコングのあのお笑いの西野さん、西野亮廣さんとか、例えばホリエモンさんとか、わからないですけど、
今そうやって自分で考えて自分で仕事を作っていこうよって言う発信をしている人、あるいはそういう人たちのサポートに入るようなところからやりを学んでいくとか
何か生み出すものを創造していく。
自分の力で生きていく。
これは私たちの時代にはなかったことなんです。
本当にもうここ10年位のものなので。
これからの若い方っていうのは先が長いんですよ。
人生100年なんて言われて、例えばあなたが30代だったらまだ70年も生きるんですよ。
70年前って何?って言われたら日本て戦争終わってまだ5年位ですよ。
全然違いますから、今と世の中が。
70年先って車が空飛んでるかもしれないですよね?ほんとに。
バック・トゥ・ザ・フューチャーじゃないですけど。
飛んでるかもしれないし。
日本中もっともっと便利な交通機関があって、瞬間移動できているかもしれないし。
ロボットが普通に家の中のこと全部やってくれるかもしれないし。
何が起きているか?本当にわからない世の中だと思うので。
だからこそ人間は何するの?
人間は何のために生きるの?
そういう問いかけをしてくれるコミュニティーに常に触れておくっていう
学校の勉強=教育じゃないんですよ
ここは本当に日本って間違えていて、勉強っ子一生するんですよ、死ぬまで。
それは自分の興味のあること、より心が豊かになること、より人生が豊かになることについても、何か学んでいくっていうことが本当に必要なので
日本で言われるところのいい大学いい会社に入るための教育と言う考え方はもう本当に捨てた方が良いと思います。
もう時代がそっちに動いてきているのに、そういうこと言わないんですよね、表立ったところでは。
確実にこれはもう動いてきていることなので。
人は死ぬまで学ぶ。人生100年時代に人として学ばない人は生き方に迷う
人生は死ぬまで学びです。
いろんなことをとにかく入れていく。
私もそうです。
だからここ3年位で起業しようと決めて、本当にそれまではSNSなんて触ったこともないし、プライベートではやらなかったり。
パソコンだって触ってはいましたけど、いろんなツールの使い方も全く知らなかったりしてきたけど、
常に常に時代が動いていく中で、会社からただ仕事を与えられて同じルーティーンで同じことをやるってね、
成長も発見も喜びも何もないんですよ。
だから途中でこれでいいのかな?って思うのは本当に当たり前のことなので、
あなたが本当にまだ若い世代なのであれば、それはそれとしながら自分がとにかく楽しく思えることを追求していく。
本当の意味での学び、教育を日常の中にプラスしてね、少しでも時間がある時には興味あるコミュティーに行ってみたり、今いくらでも探せますから。
「学ぶと言う事は学校の勉強だけじゃないんだよ。」
「教育って言われた時には何か誰かから何かを押し付けられることじゃなくて、自分からもっと知りたいもっと知りたいもっと詳しくなりたいって思えることが本当の学びであり教育なんだよ」
ってことを知ってもらいたいなと思います。
はい、本日は以上です。
最後までご視聴いただいてありがとうございました。
じぶクリでは様々な生きづらさ、お悩みに対するカウンセリング、コーチングを行っています。
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まとめ
1.同調とチームワークは違う。会社がつまらないと思ってしまうあなたは間違っていない
2.日本の教育は世界的に見て時代遅れ。個性と自主性を尊重した教育システムが必要
3.人生は死ぬまで学び。学校教育だけが教育では無い。
4.興味のあることをたくさん学ぶことは人生の豊かさに繋がる
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